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映画「ミケランジェロの暗号」:緊迫感は薄いが,一定の力で引っ張り続ける職人技が冴える

日曜日の朝の回,客席は7割方埋まっていた。そんな話題作だったのか,とかなり驚いた。平均年齢はかなり高かったが,男女の比率はやや男性が多いくらいで,戦争物にしては例外的に女性の姿が目立つような気がした。果たして作品の方も,あらゆる意味でバランスの取れた優等生的な仕上がりだったが,「過不足ない」という評価を肯定的に使える希有な例であることは間違いない。 アカデミー外国語映画賞を受賞した「ヒトラーの贋 . . . 本文を読む
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