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映画「きみはいい子」:若い教師の成長を静かに見守る坂のまち

前作「そこのみにて光輝く」で国内の映画賞を総なめにした上,モントリオール世界映画祭では「最優秀監督賞」にも輝いた呉美保監督の新作。 キネマ旬報ベストテンでも堂々の「第1位」に輝き,まさに絶賛,という評価が相応しい前作だったが,私にとっては社会の底辺を視点を下げてリアルに見つめようとすればするほど,実際の姿とは乖離していくような感触が強くなり,言ってみれば「70年代のATG作品をノスタルジーを込めて . . . 本文を読む
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