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映画「ビルド・ア・ガール」:わきまえないガールが地響き立てて突き進むのだけれども…

音楽ライターの青春物語と聞いて,真っ先に思い浮かべるのはキャメロン・クロウの「あの頃ペニー・レインと」だ。クロウ自身の体験を基にした,若き音楽ファンが家を出てロック界に身を置き,傷付きながら人生を学んでいく物語は,ここまでのクロウのフィルモグラフィーの中で,今もなお最も高い場所に位置する秀作だった。特にツアーの仲間たちとエルトン・ジョンの「タイニー・ダンサー」を合唱するシーンの高揚感は,まだ「ロッ . . . 本文を読む
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