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映画「DUNE/デューン 砂の惑星」:ドニ・ヴィルヌーヴでなければならなかったのかは疑問だが

山椒は小粒でピリリと辛い,という印象の「作家」だったカナダ出身の俊英ドニ・ヴィルヌーヴが,何故か立て続けにSF超大作を手掛ける「大家」になってしまったのは,やはり「メッセージ」の成功が大きく影響しているのだろう。テッド・チャンの原作を大きな画角を駆使しながら,ヴィルヌーヴらしい運命に翻弄される人間の心の移ろいを巧みに物語に盛り込んだ同作は,ヴィルヌーヴのフィルモグラフィーの中でも,特別の場所に位置 . . . 本文を読む
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