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Beck「Modern Guilt」:なんと!1時間ちょっとで2度聴ける!

「モダン・ギルト」という言葉が持つイメージを,そのまま文字と写真にしたようなCDジャケット。全10曲で,34分弱。1曲だけのコラボの予定で始まりながら,最終的には全面的に関わることとなった,ナールズ・バークレーのDJデンジャー・マウスのプロデュース。 前作「The Information」に続くベックの2年振りの新作は,正にこれらの要素から想像される通り,密度の濃いビートの複合体となってその姿を現 . . . 本文を読む
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映画「幻影師アイゼンハイム」:中年映画ファンの情報ネットワークは侮れない

撮影監督のディック・ポープが切り取る端正で格調高い画面と,フィリップ・グラスがいつもと変わらず叙情的なメロディを反復させて紡ぎ上げた音楽,そして主役二人の抑制された動作と視線がもたらすものは,19世紀末という時代の空気に満ちていたであろう官能性に他ならない。 スティーブン・ミルハイザーの原作を掬い上げ,幻影のヴェールで覆われたロマンティックな物語を鮮やかな手捌きで観客の前に差し出した監督ニール・バ . . . 本文を読む
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