11月4日(水)は光が丘公園へ。週末の「空とぶ魔法のフシギダネ」の事前調査です。イチョウ並木もきれいでしたね。
ラクウショウも色づき始めていました。
そういえば昔、秋ヶ瀬公園での「葉っぱでアート」の際に、ラクウショウの落葉を使って鳥を作っていた子もいたなぁ~。「落羽松」ですからね。
でも、名前は「松」でもスギ科!? ヒマラヤスギとは逆のややこしさでございます。風散布らしいのですが、何だかよくわからない油でベタベタの球果だし…。
園芸種のカエデ「大盃」の翼果です。
今回は、以前ワンダーキッズで使っていたロングコースも含めて歩いてみました。
ムクゲの蒴果。
中には冠毛付きの種が入っていますが、そんなに遠くへは行けそうもありませんよね!?
ムクゲの葉っぱの上で交尾中だったヤマトシジミです。
お取りこみ中のところ、お邪魔しましたぁ…。
クロガネモチかな。
鳥が食べて肥料付きで種をまく動物被食散布の実です。
「種のシャワー」で使えるかと期待していたトウカエデは不作。
クマシデも見事に不作でした…。
アカシデの果穂のみ例年どおりだったかな。
ハラビロカマキリです。
外来種のムネアカハラビロカマキリじゃなくてよかったですね。
クロマツの球果。
ドイツトウヒです。
この球果はなかなか拾えない…。
ヒマラヤスギは、名前はスギちゃんでも実はマツ科のマツコですね!? ラクウショウとは反対です。
バラバラになって落ちてしまいますが、確かにデラックスな松ぼっくりかも!?
球果もばらけ始めていたので、当日シダーローズを探してみてもらえそうでよかったぁ~。お土産用に丸ごと1個閉じこめたものも持参する予定です。
でも、やっぱり旧ワンダーキッズのロングコースは距離が長すぎるし、メインのクマシデも使えないとなると諦めるしかありません。
後半の模型作りで使わせてもらう予定のテーブルですね。
アキニレの翼果は枝ごと落ちているものもありました。
ゆりの木広場のユリノキです。
今年もここからスタートのショートコースにしましょうか。
まだ集合果も残っているし。
足元にはばらけた翼果も落ちているしね。
イロハモミジの翼果は例年少なめです。
ピンボケでしたがハナゾノツクバネウツギ…。結実しないと言われていますが、それならなぜ萼が羽根になる必要があるのかね?
「ねりまの名木」のアメリカスズカケノキも今年は不作なので、サンプルを持参する必要がありそうです。
アオギリは心皮と言われる部分はレース状になったものが多かったけれども、当日も探してもらえそうかな。今年は豊作だった野川公園のものがあるので、サンプルも配布予定ですけれどもね。
ゆりの木広場の端のトウカエデも不作。アカシデも低い場所は見事に枝打ちされていて、「種のシャワー」は諦めるしかなさそうです…。
でも、落ちている翼果はあるのでどうにかなりそうですね。
紅葉も始まっていました。
トウカエデにいたアカスジキンカメムシの幼虫たちです。
ケヤキも今年は不作…。
葉っぱ付きの小枝ごと風に舞います。
いくつか見つかりはしましたが、当日探してみてもらうのは難しそうかなぁ…。何だか今年は木の実が不作で、森のくまさんたちも苦労しているようです。9月の「どんぐりでアクセサリーや自由作品づくり」の際には感じなかったけれども、町の公園でも事情は同じなのかな?
まあ、とりあえずミズヒキ、チカラシバ、ヤブタバコ、ケチヂミザサ、ヒカゲイノコズチ、アレチヌスビトハギなどのくっつきむしもあるので動物付着散布の話もできるし、今年は種探しは短めにして模型作り中心でもいいし、あとは当日の流れ次第ということで!?
トチノキの黄葉です。
これは踏まないようにしないと…。
おいしいんだけれどもねぇ…。
翌5日(木)は鎌倉詣で。毎週まずはお昼ご飯に連れ出しますが、この日は木曽路にて松花堂弁当をいただきました。たか爺もお気に入りでございます。
喫煙者には厳しいご時世ですが、喫煙室も洒落ているでしょ!?
6日(金)はおこもりで、ひたすら「空とぶ魔法のフシギダネ」の準備です。当日の模型作りセットですね。折紙を切ったり、製本テープで補強したりしてから、チャック付きのビニール袋に入れて。
一番上は「種と知恵比べ」用、その右はマツやカエデ、クリップが種替わりです。カジカエデの翼果も入れておきます。あとは上からニワウルシ、紙ラワン、アルソミトラ、ロケットラワンですね。
当日作成用とお土産用に20セットずつ40セットは作っておきました。あとは、見てもらったりサンプルとして配布するための木の実も含めて2つのバッグに詰め込んで、準備完了です!
7日(土)の「空とぶ魔法のフシギダネ」の写真の整理は、まだこれからですけれどもねぇ…。