たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「空とぶ魔法のフシギダネ」事前調査

2023年11月15日 | 光が丘公園

 10月31日(火)は久しぶりに光が丘公園へ。週末の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」の事前調査でした。イチョウ並木です。


 まずはボランティアさんがお世話してくれている花壇から。

シュウメイギク


センニチコウ

ユーパトリウム

ガザニア


 イチョウ並木のこの木は今年も大豊作!


 ギンナンだらけでものすごいことになっておりました。種子散布的にはタヌキなどによる動物被食散布になるのでしょうが、大昔は恐竜によって散布された可能性もあるみたいですよ!?

ラクウショウ


 球果です。


 鑑賞池にはこんな注意書きが。まだ必要なのかぁ…。


 遅きに失した「条件付特定外来生物」指定の影響もあるのかな。




 まあ、悪くはないけど、ザリガニ釣り程度で駆除なんかできるわけないし…。どうせなら柵なんか取っ払って、子どもたちに全面開放してあげればいいのに!? 

ユリノキ

 いち早く黄葉しますよね。

エノキ

 液果も豊作。鳥が食べて種まきする動物被食散布ですが、ケヤキのように葉っぱ付きの小枝で風散布も併用しているという説もあります。


 おっと、これは…。当日は早めに出ないと駐車場が心配かも。参加者への連絡メールにも入れておいたほうがいいかな。

モミジバスズカケノキ

 「辰」の頭に見えちゃいましたが、「葉っぱでアート」するには他の落葉が揃わないとねぇ…。

ケヤキ


 ここから「空とぶ魔法のフシギダネ」のショートコース内へ。


 葉っぱ付きの小枝ごと風に舞う堅果は、今年はどの木も大豊作でした。

トウカエデ


 翼果ですね。


 木でも見てもらえそうです。

アカスジキンカメムシ(幼虫)

 トウカエデで「種のシャワー」とかやると、いっしょに落ちてきちゃったりもして…。

アカシデ

 風でブレブレの果穂…。まあ、園路脇の木はことごとく下枝が伐られてしまうので、見てもらうだけになっちゃうかな。

ユリノキ

 ショートコースでいけそうなら、集合場所にするゆりのき広場の木です。


 集合果も低い位置で見てもらえますね。


 下には翼果も落ちてもいるし。

イロハモミジ

 翼果も付いていますが数が少ないので、これは別の木を使う予定です。近くでは以下のくっつきむしシリーズかな。

アレチヌスビトハギ

ケチヂミザサ

イノコズチ

ミズヒキ

 動物付着散布ですね。

アメリカスズカケノキ

 「ねりまの名木」です。


 数は少なかったけれども、落ちている集合果も探してみてもらえそうでした。
 

 樹名板もきれいになって。


 近くにはスズメバチの巣も落ちていましたが、当日まで残っているかな?

アオギリ

 蒴果の裂片(心皮)はレース状になっていますが種付きのもの。


 種のないものはけっこう落ちていました。

イヌシデ

 これは「種のシャワー」に使えそうですねぇ~。

サワラ

 小さな杉ぼっくり(球果)です!? 未熟なので小さな翼付きの種は見てもらえそうもありませんけど。

イロハモミジ


 翼果も豊作です。

スダジイ

 動物貯食散布のどんぐり(堅果)だけど、これは人が食べてもおいしいからなぁ…。

ヒマラヤスギ

 最後はやっぱりこの松ぼっくり(球果)ですよねぇ~。


 シダーローズも落ち始めておりました。木の下ではもうじき争奪戦も始まります!?


 今年の「空とぶ魔法のフシギダネ」はショートコースでいけそうですが、このあとロングコースも逆順にちょっとだけ。

コセンダングサ

キバナコスモス

オオスズメバチ

 獲物探しは大変な季節だろうけど…。

ドイツトウヒ

イロハモミジ

アカシデ


 今年も大豊作です。

トウカエデ

クマシデ

チカラシバ

 「昆虫原っぱ」と言ったって、子どもたちがいつでも自由に虫とりできないと…。虫やカナヘビなんか捕まえていたら、みんな悪い子にされちゃいますからねぇ…。

イイギリ

センダン


 せっかくなので、お昼はこうえんのパン屋さんにて。パンは2人分です。パンは滅多に食べないたか爺ですが、ここのパンは好きかもね!? 
 半月遅れですが、これにて10月分が終了。次回からようやく11月分に入ります…。

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