たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

里山体験プログラム「焚火と花炭作り」

2024年02月13日 | よしざわ自然農園

photo by takajii

 2月4日(日)の里山体験プログラム「焚火と花炭作り」の本編です。越生町のよしざわ自然農園さんの朝日のあたる家とお庭をお借りしました。花炭にしたい木の実を選んで、空缶に入れてもらっているところですね。


photo by sachibaa

 雨天中止の順延日程のため、参加者は激減して3組7名。まあ、「花炭作り」はまだまだ修行が足りないので、たか爺1人でもやっていたかも!? 以前自宅の勝手口で試してみたらけっこう煙が出ちゃって、ご近所迷惑だったからなぁ…。


photo by sachibaa

 花炭にする木の実は、左上からマテバシイ・オニグルミ・トチノキ・アカマツ&クロマツ・ヒマラヤスギ・スズカケノキsp.・コウヨウザン・モミジバフウの8種類を持参して、子どもたちに選んでもらいました。


photo by sachibaa

 おせんべいの空缶に入れてもらって。


photo by sachibaa

 こんな感じです。ひと通りは入っているかな。


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 ハスはたか爺が花炭にしてみたかったので、昨年使った空缶に入れて持参しました。空缶がどれぐらい繰り返し使えるものかもお試し中なもので!?


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 10時50分に点火! 30年は前のツインバーナーですが、これがなかなか優れものでした。


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 焚火でやればいいじゃんと思う方もいらっしゃると思いますが、焚火は焚火で自由に楽しんでもらいたいし、すでにこんな状態ですからねぇ~。


photo by takajii

 点火後10分もするとこうなります。


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 あとはハンモックでもブランコでもご自由に。


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 よしざわ自然農園のみのるじぃじの差し入れのギンナンです。へぇ~、ギンナンにもオス(左)とメス(右)があったんだ!? まあ、科学的な根拠はないんだろうけれどもねぇ…。


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 なんと、みのるじぃじは鹿肉の燻製まで差し入れてくれましたね。罠にかかった鹿を運びこんで解体していた爺様たちが仲たがいしたと聞いていたので、もう食べられないかと思っていたのですが、これはラッキー!


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


photo by takajii

 焚火だったり花炭作りだったり交錯しちゃって、画像もかなり多くなってしまいますがご容赦を…。


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 これは26分後。煙が透明になってきていますね。


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 マシュマロ焼きも始まりました。


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 鹿肉の燻製は細かく切って。そのままかぶりつくと嚙み切れないところもありましたが、細かくしたら子どもたちもバクバク食べていましたよ。


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 いただいた命の一部も見ておかないと!? 右下に見えているのは、昨年いただいた鹿さんの頭を土に埋めておいたものです。


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 44分後、煙もほとんど出なくなったので火を止めて。


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 バーナーからおろして冷まします。すぐ蓋を開けてしまうと炭が燃えてしまうので要注意ですね。


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 11時39分には第2弾を。左には竹を割ったもの、右には松ぼっくりとシダーローズの残りを入れて点火しました。


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 焼きじゃがかな。サツマイモ、ジャガイモ、リンゴ、マシュマロ、ソーセージなど、いろいろ持ってきていましたね。


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 今回はこちらのパパが、ずっと火の調整や焼け具合を見てくれて助かりました。子どもたちだとボンボン燃やし続けちゃいますからねぇ…。


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 そうそう、花炭を飾る竹のお皿も作っておいてもらわないと。立ち位置が逆ですが、手前で竹を押さえてくれていたのでまあいいか!?


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 これは使わないけど…。


photo by sachibaa

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 両端に節を残して伐って、第一段階終了。貯金箱や竹飯ごうも作れる状態になりました。


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 今回は半分に割って。


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 底の部分も割とって2枚のお皿を作ります。


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 この子はこちらを。


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 太い竹だったので、短くなると伐るのは大変だったかも…。


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 12時19分には第2弾の煙もとまりました。


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 子どもたちは、竹のお皿の面取り作業中です。


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 川の生きもの探しもやりたいわけね。


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 大きなお芋もおいしそうに焼けていましたね。


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 またヤックルに餌やりタイム!?


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 では最後に、花炭ができているかどうか見てみましょうか。


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 まずはハスから。


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 やったぁ~!


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 子どもたちに木の実を選んで入れてもらった缶のほうはどうかな?


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 開けてびっくり玉手箱!?


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 大成功でしたねぇ~。


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 左の子からマテバシイ、トチの実、スズカケノキsp.です。


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 トチの実ですね。


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 第2弾のほうはこんな感じ。左の竹炭は、右側手前のしなっているものが成功で、重ね置きした左側は失敗…。竹は水分が多いので、長めに火にかけてはみたのですが…。右も左側のシダーローズは炭になりきっていませんでした。


photo by takajii

 あとは、自分で作った竹皿に好きなものを飾り付けてお土産にしてください。

 花炭は、「木の実や果物などの植物をそのままの形で炭化させたものです。花炭の歴史は古く、500年前から茶の湯の世界や武将などの茶室で優雅で高貴な飾り物 として愛でられていたと言われています。
炭としての脱臭・調湿効果はもちろんのこと、季節ごとの植物の形をそのまま残した見 た目は、竹炭とは異なる華やかさと自然のものでしか出せない風情があり、珍しいイン テリアとしても活躍いただけます」。以上は、花炭専門店上毛工房さんのホームページより。


 こんな形で販売もされております。


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 最後の最後にソシンロウバイも枝ごとお土産に。みのるじぃじが剪定ばさみを持ってきてくれました。


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photo by sachibaa

 そうか、どうせなら竹で深めの花器も作っておいてもらえばよかったかぁ…。


オオヤマカワゲラの幼虫 photo by sachibaa


ヒメサナエのヤゴ photo by sachibaa

 上の親子が越辺川で見つけていた生きものたちです。


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 あらっ!? 今頃おにぎり食べてるのかぁ…。まあ、ちょくちょくいろいろと食べちゃいましたからね。


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 焼きマシュマロも食べて。


photo by sachibaa

 ブランコでも遊んで。とりあえず、楽しんではもらえたようで何よりですね。

 今回も盛りだくさんとなりましたが、よしざわ自然農園さんには4月からの新年度もお世話になります。これまでの「プライベイトリバーで川遊び」(5~9月に5回)、12月の「焚火と竹の器作り」、1月の「焚火と花炭作り」のほかに、6月には「梅の収穫体験と川遊び」も追加しました。すばらしい自然環境の中でご家族で自由に遊べる場所となっていますので、新年度もぜひご参加ください!

 一昨日は「手打ち牛肉うどん作り」のあと武蔵丘陵森林公園へ。昨日は「冬のクワガタさがし」のあと東京都薬用植物園へ。さすがに2日続けて遊んじゃうと疲れちゃうお年頃なので、昨日のブログはお休みしました…。これからせっせと写真の整理に励む予定ですが、やりたいことを続けられて、ついでに花見も楽しめているので、たか爺にとってはこれ以上の老後はありえないかも!? 

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