白難波
1月13日(土)の神代植物公園の続きです。
まだこれからのうめ園にて、まずは白難波から。
やや早咲きの品種の開花が始まったところでしたね。
同じ白難波でも、他の木はまだ梅一輪に近い状態でした。
花は八重咲きの中輪です。
ちょっと気になったので、これも載せておきます。野梅から変化した原種に近い「野梅系」の花梅ですが、「野梅性」? 「難波性」の白梅だから「白難波」と命名されたのかと思っていたのですが…。「難波性」は「比較的晩咲き」のようなので「野梅性」でいいのかな。
冬至
これは早咲き。お正月用の梅ですからね!?
やはり「野梅系・野梅性」です。毎年書いちゃうけど、「野梅」は「のうめ」でも「のばい」でも「やうめ」でもなく「やばい」と読むので、「やばいけい・やばいしょう」ですね!? まあ、梅にしてみれば、「ヤバい」なんていう俗な形容詞が使われるようになっていい迷惑という感じかなぁ…。
冬至は一重咲きの中輪です。
神代植物公園では毎年まずはつつじ園の八重寒紅が咲いて、次にうめ園の冬至、そのあと白難波と開花し始めますよね。
白難波
これは別の木の梅一輪でした。
雲の曙
これも「野梅系・野梅性」。
一重咲きの中輪ですね。
梅は白梅と紅梅というよりも、とりあえず花梅と実梅に分けられて、花梅はさらに3系9性に分けられています。野梅系(野梅性・難波性・紅筆性・青軸性)、緋梅系(紅梅性・緋梅性・唐梅性)、豊後系(豊後性・杏性)ですね。今年も年度替わりのドタバタの中でも、いろいろ見られるといいなぁ~。続く。