風・感じるままに

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陳謝…

2011-03-17 | 社会
石原慎太郎東京都知事が今回の東北関東大震災について、「この津波をうまく利用して(日本人の)我欲を1回洗い落とす必要がある。これはやっぱり天罰だと思う」などと語った。

石原知事はその後の記者会見でも、記者から「被災された方にとっては非常に不謹慎な発言だと思うが」と撤回の意思を問われても、「日本に対する天罰ですよ」「いやそれはやっぱり、これをどう受け止めるかという受け止め方の問題だ」と開き直り、撤回を拒否していた。

翌日、都の苦情・意見の受付窓口には、マスメディアの報道で暴言を知った人から、抗議と発言の撤回を求める電話やメールが殺到し、担当職員によると、「電話やメールでの抗議件数を把握できないくらい」の大混乱になったという。

石原知事は15日、緊急の記者会見を開き、「14日の発言」を撤回し、「深くおわびします」と陳謝した。

しかし、彼の「陳謝」は本心か、疑問だ。もし彼が四月の都知事選挙に立候補断念していたら、果たして陳謝・撤回していたかどうか。
選挙向けの陳謝なら、被災された方々と東京都民に対する二重の冒涜だ。

4月の選挙、東京都民は四度このような人物を首都の代表に選ぶのか…。