風・感じるままに

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テニスコートが…

2011-04-06 | 日常
よく利用する町営テニスコート、表面の傾斜と大きなひび割れが何カ所もあって、数年前から利用者からは、「早く改修を」の声が出されていた。去年、町はやっと重い腰を上げ、10月~11月にかけてコート面の改修工事を実施した。

改修直後の11月、プレー中にバウンドしたボールが“ボテッ”と鈍い音をたてて弾まない。なんでと、そこを見るとコート面の一部が浮き上がっているではないか。気温が上がるにつれ、そんな箇所がどんどん増えて、浮き上がり方も次第に大きくなってきた。

その個所をよく見てみると、改修前にひび割れしていた箇所だった。早速、役場に連絡して、見に来てもらうことになった。後日、役場の担当者と施工業者が現場を見に来て、「日にちが経ち、馴染んできたら直ります」といって帰っていったという。その後、冬季に入り気温が低い日が3月初めまで続いたために、浮き上がりはほとんど目立たなっか。


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 (5㎝幅の浮き上がりがずーと向こうまで)

ところが、3月末になり暖かくなると再び浮き上が現れてきた。しかも、こんどは浮き上がったところがひび割れている。たまらず、知り合いの町会議員さんに見に来てもらって、議会で取り上げてもらうことになった。(本当はそんなことまでしたくなかったのだが、役所の対応があまりだったので)


      (ベースライン付近のヒビ割れ)

再調査の結果、去年の工事がまったく欠陥だったことが明らかになり、来月16日から再改修工事が始まることになった。工事期間は6月10日までで、この間、一般利用者は町内3コートの2つが使えなくなり、他の一つのコートも中学校のクラブとの共用。なので、一般利用者はこの間、少ししか利用できない。
「役所はもっとしっかりしてよ」と、利用者からは怒りの声があがっている。


          (再工事の予告)

最後にひと言。議会でこの問題を取り上げたT議員の発言を、一部の議員が、「議題(予算)と関係ない。発言するな」と制止したいう。住民の税金を数百万円も使って発注した工事が欠陥だったのだ。これが何で予算と関係ないのか。これに伴って、本来、この間に入ってくるであろう使用料収入が減収になる。これも予算に関係があるのだ。今後、町がこの減収分の弁済を施工業者に求めることが契約のルールだが、これも監視していかなければ。


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