風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

ダンス浪人?に

2019-12-08 | 趣味

趣味で続けてきた社交ダンスサークルが相次いで解散になり、いま、ダンス浪人になっています。社交ダンスを始めたのは13年くらい前で、他の趣味サークルの先輩に進められたのがきっかけです。元々、私は社交ダンスについては余りいいイメージを持っていなかったのです。「昼日中から男性と女性が・・・」という、古い考え方が頭を支配していたのです(笑)。先輩の「男性が少ないからモテるよ」「君は背が高く恰好がいいから」との、煽てに乗って始めたのです。その後、少しずつできるようになってハマってしまいました。

昨年まで二つのサークルに参加して、一つのサークルでは責任者もしていました。解散の原因は、サークル員の年齢構成が高くなり引退される方が出ても新しい(若い)会員が増えず、財政的にサークル運営が困難になったからです。サークル運営には、先生への謝礼、会場費が必要です。人数が減ってくると一人当たりの会費が高くなり、年金生活の会員には厳しいのです。最近では、サークルだけでなく、教室(先生が経営する)も生徒数の減少で経営が厳しくなり閉鎖したとの話もよく聞きます。ダンス人口が全体として減少しているのです。

その大きな原因の一つは、年金支給年齢の65歳への引き上げ、定年の延長や再雇用などによって、高齢になっても働く人が増えたという事情があるようです。年金支給が60歳からの時は、「60歳からの年金生活で新しい趣味でも始めようか」の人も多かったが、最近では60歳~70歳の多くの人が働いておられます。個人差はありますが、70歳まで働き、その後に新しい趣味を始めるのは体力・気力の面で色々と困難があるようです。

何十年前だったか、「シャルィダンス」という映画がヒットしたころには一時、社交ダンスへの興味が広がり、勤めの帰りのサラリーマンの中にダンス教室に行く人が増えたそうですが、その頃に始めた男性の方の多くが、今、次々とリタイヤされているのです。そんなことで、多くのサークルで会員減少、特に男性会員の減少が深刻化しているのです。最近では、テレビでタレントが社交ダンス競技に挑む番組が放映されていますが、これがどのように影響するのでしょうか?

さて、そんなことより4カ月中断している自分自身のこれからです。社交ダンスを続けるのかどうかです。1946年生まれで、もう少し社交ダンスを続ける体力はあるようですが、後は気力が問題です・・・。


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