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わが町にも土砂災害の危険が

2014-09-03 | 社会
                         ※写真は2013.9の住宅地(百山)の土砂崩れ

私の住む島本町(大阪府三島郡)は人口3万人の町です。
北西部は山が連なり、東南部には桂、木津、宇治の三川(淀川)があります。
面積の73%が山・丘陵地です。

私の家は昭和40年代に山を切り開いて宅地化した傾斜地にあります。
戸数は120戸ほどで、私の家は住宅地の下の方にあります。
実は、この住宅地の上の方のとその裏山が「土砂災害防止法」による「土砂災害危険区域」になっているのです。
そんなことで、今回の広島市の土砂災害は他人事ではありません。

そこで調べてみら、びっくりです。
わが町、島本町にはこんなにも危険箇所があったのです。(大阪府・島本町の資料より)
■土砂災害警戒区域 66箇所
■土砂災害特別警戒区域 40箇所
※以上は土砂災害防止法で指定されたもの。
その他の危険箇所(区域)
■急傾斜地崩壊危険箇所 22箇所(本町に影響する高槻市の危険箇所2箇所を含む)
■土石流危険渓流 27箇所
■地すべり危険箇所 0箇所
■山腹崩壊危険地区 25箇所
■崩壊土砂流出危険地区 15箇所
注・一部重複があります。

今回の広島市の災害後、担当大臣は「『土砂災害防止法』の見直しを含む対応を検討」と語っています。
もちろん対策はやってもらわなくてはなりませんが、大きな被害と犠牲者を出してからというのが何としても悔しい。
もう、「想定外だった」は許され!

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