プロ野球の広島東洋カープは6日、8月6日にマツダ球場で行われる試合で、監督・コーチ・全選手が「86」のユニフォームを着用し試合を行うことを発表しました。
球団からは、「慰霊の意を表すとともに『8月6日』に対する多くの方々の想いや記憶の歴史を継承し、次世代に引き継ぐきっかけになる事を願っております」とのメッセージが発表されました。
今年は、戦後70年、広島にとっては、あの悲惨な被爆から70年の年です。
年月の経過とともに、被爆体験者も少なくなり、原爆への関心も薄れてきているといわれています。
今また、安倍政権が、アジアと日本国民に多大な犠牲を強いたあの戦争の教訓のもとに生まれた憲法9条を根底から覆すような「戦争法案」を強行しようとしています。
このような情勢の中で、「核兵器なくせ」「戦争反対」の願いを込めた今回の広島カープ球団の取り組みは、特別の意味を持つものではないでしょうか。
発表の場では、選手を代表してエースの前田健太投手が、胸には「PEASE」、背中には「HIROSHIMA」、そして「86」の背番号のユニホームを着て記者会見をしました。
前田選手のコメントに感激しました。ぜひお読みください。
※発表の内容と前田選手のコメントは
広島カープ球団サイトから