思い出の中の自由が丘

2023年02月12日 10時15分53秒 | その他のかけら


母の店があり、
近くに通う幼稚園があった僕には、
自由が丘は幼い日の思い出がある街だ。

といってももう50年近く前の話だ。
当時の様子を今に残す場所は年々なくなっている。

昨日、久しぶりに行ったら、
駅周辺の再開発のため、
女神通り沿いの商店街およびその周辺の店が、
すでにすべて閉店し、移転していた。

商店街の入口にある「一誠堂」は、
宝石や高級時計の店だ。
幼稚園生の頃の僕は店頭に飾られたエメラルドを見て、
「大きくなったらお母さんに買ってあげる」
と言ったそうだ。


商店街を進むとあるのは洋菓子の「モンブラン」
当時、「モンブラン」のケーキは僕にとって特別なものだった。
発熱し、食欲がなくなると、この店のシュークリームを買ってきてくれた。
蓋のように開けられるシューで、
中に詰まったカスタードクリームだけすくって食べた。
扁桃腺が腫れて痛む喉でも、甘く冷たいクリームは、
すんなり食べることができた。


もう50年も前の話だ。
街が変わるのも当然のことだ。
この機会に思い出すことができてよかった。

超級担々麺を食べる(2023.2.11)

2023年02月12日 08時51分27秒 | 日々のかけら


Feb.11(Sat.)

■今日という日。

午前中、ご恵贈頂いた『腐ったテレビに誰がした?/鎮目博道』(8)を読み、読了。「中の人」が書いただけあって、その批判に的はずれなところはない。しかし同業者としては、若干の異論反論はある。そして、これは仕方ないことなのだが、テレビの未来に向けた提言は虚しい。

暖かいので昼食をとりに出る。週末のランチタイムしかやっていない『よつ葉』、珍しく席が空いていた。「超級担々麺」を食べる。辛味控えめ、代わりに旨味がよくわかる独特な担々麺。







帰還して、本日中に送らないといけない企画案があるのだが、さっぱりやる気が起こらず。仕方なくシャワーを浴びる。シャワーを浴びていると妙案を浮かぶことが多い。これは僕に限ったことではないようだ。いったいどういう脳の仕組みなのだろうか。

妙案、とまでは言わないが、なんとか案をいくつかひねり出し、選んで送信。

ひさしぶりに高校時代の友人と飲むことにした。用賀駅まで歩いて、そこから自由が丘へ。

女神通りをしばらく進み左に折れた場所にある『旬菜酒房わらび』で一献。予約を入れておいてよかった。なんだかんだで3時間ほど。店主が埼玉出身ということで、初めて見る埼玉の日本酒が多数。いささか飲みすぎる。

電車で用賀まで戻り、酔い醒ましに歩いて帰る。