酒場で聞いた話なので、情報ソースは不明だ。
新生・馬事公苑で、ある問題が勃発しているという。
子どもたちの声がうるさいと、
近所の集合住宅からクレームが殺到しているというのだ。
以前は苑内の奥まった場所にあった子ども広場が、現在は正門を入ったすぐ左手にある。
子ども広場の向かいには、二車線の狭い道路を挟んで、高さ10階建ての古い集合住宅がある。
公園側にベランダがあるため、ガラス戸を開ければ、子どもたちの声を入ってくるだろう。
クレームをつけている人たちの心が狭いとは思わない。
実際、公園に行けば子ども広場からは甲高い声が聴こえてくる。
たまに訪れる人間ならばかまわないだろうが、四六時中聞かされた人にはたまったものではない。
僕が解せないのは、なぜそんな場所に子ども広場を作ってしまったのかということだ。
この問題を予見できなかったのか。
利便性を考えて正門の脇にしたのだろうが、公苑外のことまで考えが至らなかったということか。
だとすれば、あまりに甘い計画だ。
この問題、今後どうなるのか。経過観察したい。