山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

寒くなりました

2006-12-06 | めぐる季節と自然
一昨日、恵那山が白くなっていました。雪というより樹氷のようです。恵那山だけでなく、もっと低い山々にも樹氷がきれいにのっていました。その前の夜、明るすぎるほどの月が青く煌々と照っていました。当然冷え込みました。

遠い御嶽山や中央アルプスは真っ白に冠雪しています。
冬になると見える白い山々は、子どもの頃のあこがれでしたが、今は毎日それが眺められるところにいられて幸せです。

今日、うちの比較的近いところでクマ目撃情報がありました。しばらくなかったのですが、冬ごもりしそこなったクマなのでしょうか。早く穴に入らないとこごえてしまうのに、おなかがすいて眠れないのかしら、かわいそう。

本日は元加子母村村長と一日中ご一緒させていただきました。大変勉強になりました。車の中で4時間講演独り占めです。
先生が言われるには、
むら、というのは、人が自然とかかわって切り離されずに生きているところである。
まち、というのは、自然の中から人を切り離して集まろうとしているところである。
都市、というのは、自然と完全に離れて無関係に暮らしているところである。
だから合併するとき中津川市加子母村にしたかった。それを、みんな、村は町の下にある自治体だというとらえかたしかしないから、住所に村を付けてはいけないという発想になる。
加子母のような田舎では、まちづくりではなく、むらづくりを考えないとダメだ、
ということです。
なるほど。なるほど。