街の植物観察で見つかった植物を3回前ぐらいに書きましたが、これらは、4月以来毎月必ずお目にかかる植物です。そのときによって小さかったり、大きかったり。冬以外はいつでも芽を出すことができるのです。年中育っているというのは、もしそれが野菜だったりしたら、とても利用しやすいことになります。
タネツケバナはアブラナ科です。みんなでかじったことがあります。しばらくかんでいると、ピリッとしてさしみのつまにピッタリということを発見しました。タデを見つけるよりはずっと簡単です。栄の真ん中で草を食べるなんて、普通の人はあまり経験しないでしょう。
12月は、植物が少なかったので一つ一つについてじっくりお話。
私「アブラナ科の植物は野菜の中でとっても多いんです。思いつくものを言ってください。
受講生A「う~ん……。大根」
私「そうですね! ほかには?」
受講生B「う~ん……。カブ」
受講生C「ラディッシュ」
受講生D「二十日大根」
受講生E「辛味大根」
受講生A「こんなちっちゃい箱に入ってずらっと並んでいるアレ、アレ……」
受講生B「かいわれ大根」
私「大根はもういいですっ!」
皆さんよほど大根がお好きなようで。キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、菜花、小松菜、クレソン、ワサビなんかもアブラナ科です。とくにクレソンはタネツケバナに良く似ています。
先週は、名古屋に行き豊田に行き、京都に行きまた名古屋に行き、その合間に風邪で寝込んだりして、あわただしい週でした。風邪のせいでまた仕事に追われています。