下肢静脈瘤
「なーにその脚」と子供が言う。短パンを穿いて過ごしていたため気付いたようだ。下肢静脈瘤といって静脈の血液が上手に心臓に戻れず逆流すると血管が膨らむ。その時の様子だと、60才の頃健診を受けた病院で教わった。
一カ月後くらいに、悪化した下肢静脈瘤の写真を添えて「病院で治療しては如何--」とメールで私に勧める。私の知っている集めた症状では、痒くなったり痛くなったりして来れば治療の時。しかし、電話をかけてさらに勧めるので病院で診察を受けることにした。
医師は脚を見て「かなり進んでいますね」。私は「脚の見栄えを気にしている。治療費の額によっては治療したい」と。「超音波で調べてみましょう」。結果では右脚は2本、左脚は1本の静脈が逆流している。治療手術は合計2時間の日帰り、費用は片脚約3万円。来年1月中旬の治療となるが、予定をと依頼する。治療方法は逆流している静脈にカテーテルを入れて熱により収縮させて閉塞させるという。
私の母が50才の頃「この脚をどう思う」と私に尋ねた。「痛いとかの症状は?」「ないよ」。こんな会話をしてそのままになった。当時この病を知らず、ネットで調べる知恵もなかった。私は今70才を超えているが、スカートを着けることも躊躇っただろう、と反省する。
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