熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

将棋アンテナ

2011-10-06 05:14:04 | 文章
10月6日(木)、曇り。

只今、外は真っ暗やみ。
夏場と比較して日の出が1時間程度遅くなりました。
外気温は17℃。
こちらも夏場と比較すると、10℃ほど低くなりました。
朝のフロントカラスには、今日も露が隙間なく貼り付いていることでしょう。

北海道の山々、そして富士山、立山などはすでに初冠雪。
近年は自然の営みが狂ったような気がしますが、列島は、確実に冬に向かって進行中です。

こんなことを窓を開け放った部屋でパソコンに打ち込んでいると、外は霧。
空全体が白く、仄明るくなってきました。

最近、「将棋アンテナ」だったかのサイトが無くなってしまいました。
将棋に関するいろんな人のブログ更新状況が一覧出来て、大変便利なものだったのですが、運営を停止したようです。

確か、これに替わるサイトがあったようななかったような。
どなたか、ご存知なら教えてください。






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秋雨

2011-10-05 17:32:35 | 文章
10月5日(水)、曇りのち雨。

昼前から雨が降り出しました。
まさに秋雨というのでしょうか。冷たい雨です。

その雨が降り出す少し前に、大阪商業大学の古作主任研究員が来訪。
次の企画を検討するにあたり、情報収集のための意見交換でした。

大凡の構想とかをお聞きして、直接関連すること、周辺の関連しそうなことなども含め、よりよい企画にしていただくため思いつくままに申し上げました。
今日は四方山話を含めて、5時間ほど。
あと2~3度、練り上げての意見交換が出来ればと思います。

ーーーー

昨日の夕方、中将棋大盤に使う大きなボードが到着。
幅90センチ、竪120センチ。
これを110センチほどに切り縮めて使おうと思っていますが、今朝は、先ず車に乗せられるかどうかをチェック。
後部座席にはナントカ入ることを確かめましたが、トランクには入りきりません。
小さい車の後部座席でも入るかどうかですが、これもチェックする必要はあろうかと思います。

因みに、10年前の「大局将棋」の時の話。
盤は幅が140センチほどでした。
これでは普通乗用車では到底無理。
ならばと、盤は竪に3つに分割して幅45センチづつにすることにしました。
それを、現地で組み立てる方式です。
これを、盤を製作する時に設計変更。
これは今考えても良い思いつきでした。

今回は、2つ折りにするかどうかですが、もう少し考えます。


「大盤駒」の製作は、昨日に続いて朝と夕方の2時間づつ。
駒の大きさに従って、一つ一つ文字の大きさを決める工程で、実際に駒のピースに文字の雛型を張り付けて大きさを吟味しています。
この善し悪しが即、出来上がりに直結する重要な工程でもありますので、続きは明日に持ち越し。

ソレニシテモ、中将棋の大盤は初めてなのかな。



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良尊駒色々

2011-10-04 18:47:11 | 作品
良尊駒色々
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2組の古水無瀬

2011-10-04 05:31:28 | 作品
10月4日(火)、晴れ。

雲が多い朝、一日が始まります。

今日は漆が充分固まった「古水無瀬」をチェックしながら最後の仕上げ。

時間が無くなりました。
このあとは、後ほど。


ーーーー

出来上がった「古水無瀬」2組。
最後の磨きを8時から開始。
手直しするところもなく、順調に推移。
1組当たり2時間づつかけて、出来上がりが14時。
この後の箱書きは明日にして、取りあえずの写真です。




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金木犀のかほり

2011-10-03 18:23:10 | 文章
10月3日(月)、曇り。

季節は秋。
日中といえども、アンダーシャツだけでは肌寒さを感じます。
数日前から、どこかから馥郁とした金木犀のかほり。
ゴウヤと朝顔は、人さまにとって用を終えた感がありますが、未だ窓辺にで花を咲かせて居ます。
刈り取るのもかわいそうなので、当分はそのままそっとしておこうと思います。

ーーーー

中将棋の大盤駒には、磁石シートを表裏に貼り付けが完了。
明日以降は、いよいよ文字入れの準備にとりかかりました。
神崎さんと宮居さんの意見に従って、裏は朱文字に。
ソレニシテモ、92枚の多さには多少うんざり。
しかし気を取り直して、上手く行けばあと1週間程度で出来上がることになります。

一方、大盤ボードの素材は本日発注。
明日に届くそうです。

関東方面の二人から、相次いで会報合本と字母紙の注文が届きました。
両方とも、「駒サロン」の皆さんの協力で、6年くらい前に印刷したものです。
すぐさま発送しましたが、残りはかなり少なくなりました。

ーーーー

只今、窓辺から上弦の月。
半月よりやや痩せ気味なので、月齢6日か7日くらい。
明るく輝いております。


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中将棋大盤と駒

2011-10-02 06:53:02 | 文章
10月2日(日)、曇り。

昨日は、宮居さんと神崎七段と11時頃から17時ころまで中将棋三昧。
解説用大盤に関しては、丁寧な局面の解説のためには是非必要という意見です。

ところで、どこから注文を受けたという訳ではないのに「何故、大盤を作る気になったのか」という質問がありました。

これに関しては、昨年の公開対局では、パソコンの対局盤面の映像はありましたが、「この駒がここに利いている」とか「この手もある」の変化などは駒を操っての解説が出来ない状態でありました。
打ち上げの席上でも関係者の皆さんは、事務局を含めて「大盤があれば・・」という意見でした。

そんなこんなが伏線にあって今年になった訳ですが、8月下旬時点で用意されていないということが分かりました。
「あと2カ月。到底今年は間に合わない」と言う意見もありますが、その気になれば今からでも出来るというのが小生の考え方。
中将棋の大盤は、これまで聞いたことはないけれども、「ならば作ってみよう」と、その気になった訳です。

作るからには「ベストのもの」を作る。これが基本ポリシー。
ひと月近くあれこれ考えて、当初は磁石を使わない「衝立式」を考えました。
利点は、駒らしい駒が作れそう。
それにもう一つ。
「磁石式」も考えました。
9月下旬に材料集めを開始、仕事の合間に、基本設計を開始することにしました。
それぞれは一長一短。

結局は「磁石式」に決めて、必要な資材を発注。
間もなくそれらが届きました。
芯となる木材は、たまたま別の目的で1月ほど前に調達して手元にあったものが素材的にもぴったり、それを流用することにしました。
つい数日前のことです。

そんなとき、神崎七段から電話。
3日後に、宮居さんと一緒に来てくれるということで、試作品作りをピッチアップ。
具体的に、見てもらいました。

ということで、完成にはあと半月ほどかかるでしょう。
注文を貰ったわけでもないし、公開対局で使っていただけるという確証はありません。
自分が作りたいから作る。
そんなことは良くあること。
他人がやらないことにチャレンジ。
極小の小将棋駒。これから作ろうとしている、中将棋の極小駒も発想は同じです。

当日は、京都文化祭に行くので、前日までに主催者が取りに来てもらいさえすれば、お貸しするつもりでいます。

では、また。



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中将棋は面白い

2011-10-02 00:59:42 | 写真
本日の宮居中将棋名人対神崎七段の対局。
その中盤から終盤に移行する局面です。

今日の14時に始まった三時間に及ぶ熱戦は、差し掛けに。



その局面に至る少し前。

ここでは、左の神崎七段が少悪いとの自己評価でしたが、
その後は、やや形勢を持ち直して、差が少し縮待ったとのことでした。


中将棋の対局を垣間見たことはあっても、集中して盤側で見るのは今回が初めて。
今日は、二人に、眼の前で対局してもらいました。
見ていての第1の感想は、「中将棋は面白い」ということ。
普通の「小将棋」とは違った感覚というか、異質のボードゲームであることが分かりました。
具体的に言えば、序盤が結構長い。
中盤に差し掛かる頃は、辛抱と用心深さのゲーム。
駒の取り合いというより、駒を取られない用心深さが必要。

一番強力な駒が「獅子」。
駒の利きは、周りに接する8区画と、さらにその外側12区画を加えた20区画にまで及ぶ。
一手で、2回指すが如しの大技。
つまり一度で2枚の敵駒を食らうことが出来たり、「居喰い」と称して、隣の駒を掻っ攫って元居た場所に戻ることもできたり。
これは小将棋には無い、独特のルール。

ついで強力なのが「奔王(ほんおう、ほんのう)」。
これは「飛車」と「角行」とが合体したスペッシャルマシーンなのだ。

それに次ぐ「龍王」と「龍馬」。
これは普通の「小将棋」の飛車角の裏側と同じ性能だが、裏がより強力な「飛鷲(ひじゅう)」と「角鷹(かくおう)」。
まあ、そういったことぐらいは、ルールブックでは知っていても、聞くのと見るのでは大違い。
中盤から終盤にかけては、「角行」や「龍馬」の斜めの利きを生かす戦いでもあるようです。
今日の対局を間近に見て、大凡、実感として理解が進みました。
しかし、裏表30種類ある駒の性能を覚えるのは大変だというのが実感。

そこで大盤駒には、初心者が分かりやすいように、「行き先を示す点や線」を「朱色」で入れようと思います。
これは400年前の水無瀬神宮の「象戯図」や、小生が持っている江戸時代前期の「俊光作・中将棋駒」にも書かれてある古人の知恵。
それを大盤の駒に、無断拝借させていただきます。

ーーーー

10月30日の水無瀬神宮での中将棋公開対局。
あと30日を切った訳ですが、PRがほとんど出来ていないのが気がかり。
去年は、雨ふりにもかかわらず何十人かの観戦者がありました。
遠い人では、九州や千葉県からも。
今年も多くの観戦者が来てくれることを願っておりますが、PR不足(ゼロに近い)のが気になります。


今年の対局者は、宮居正芳中将棋名人vs牧野光則四段。
解説者は、神崎健二七段。
アシスタントが東京から伊藤明日香女流初段。
明日香さんは、あの伊藤果七段のお嬢さんですが、最近になって中将棋を覚えられたと聞いています。

最近と言えば、対局者の牧野四段は、プロ棋士になって2年足らずの新進気鋭。
最近は中将棋にも目覚めたとかで、メキメキ腕を上げていて、いずれは名人の地位を争うとの評判です。
ということで、10月30日は、面白い戦いを期待しています。


今日の中将棋対局を観戦して改めて思うことは、駒数が多いことと、大局に時間がかかるということ。
それに駒が30種類もあるので、初心者にとってルールを覚えるのが大変だということ。

これらを如何にクリヤーするかが中将棋普及のキーポイントですが、今日の観戦で「これは面白い」と実感しました。







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続・中将棋の大盤駒

2011-10-01 05:41:34 | 文章
10月1日(土)、雨。

いよいよ10月。
今年も残すところは3カ月。
昨日の昼すぎから小雨が降ったりやんだり。
それでも時間は進みます。

ーーーー

数日前に終了した2組の「古水無瀬」の盛り上げ。
充分に時間を掛けて硬化するのを見届けているところです。


一方、中将棋の大盤駒は、駒型への成型が進みました。
遠くから駒の判読することを考えると、出来るだけ大きいのが良い。
一旦、小さくしてしまうと元には戻らないので、現段階は大中小ともやや大きめです。
だが大きすぎると、盤に並べた時に立て込み過ぎて煩雑感が有るでしょう。
その相反する要件に、ベストな折り合いを見つけなければなりません。

この段階で実物大の升目を描いて、並べてみました。
それと、数合わせのために、各枠には2枚ずつ重ねてあります。
結果、歩兵は少し小さく、香車・反車はスリムにするのが良いような・・。
試しに、歩兵2枚を1段階小さくして文字を入れてみました。
画面の左2枚がそれ。
文字はもう少し太いのが良いことが分かりました。

大盤を1枚ものにするか、2つ折れにするかです。
2つ折れの構造は頭の中に出来ています。
しかし、持ち運びや保管が便利になっても、実際の使い勝手では多少マイナスになる。

ということで、今日、神崎七段と宮居さんの意見も聞かせていただいてから、最終工程へ。
ソレニシテモ、92枚の文字書きを思うと、もう少し時間が掛かります。

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駒の写真集

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