詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

むくげの花

2012-08-13 | 短歌


<むくげの花>

ふるさとは霧島山の高千穂の峰がででんとパノラマで広がる高原で、むかし島津藩
の御用牧場のあった牧の原のとなり比曽木野というところだ。見渡すかぎり薄の草
原で今頃は畑や放牧場の仕切りに植えられたむくげが満開のことだろう。実家はも
うそこにはないが、むくげを見ると高千穂や幼いころの友人達を思い出す。

高千穂の峰は遠くてふるさとは心に生きるむくげ咲くころ
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