詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

花群れ

2016-03-29 | 


<花群れ>

桜満開。息をするのも苦しいような華やかな色である。「桜の木の下には屍体が
埋まっている」と書いたのは梶井基次郎。誰もがその花に近づくととりこになって
しまう。花の下に佇むと魔物になってしまう。桜は人をとりこにする色と魔力を持
っている。「桜の下の魑魅魍魎」京都円山公園の桜にこんな話を聞いた事がある。
あんがい魑魅魍魎はそこに群れ集まってくる人間達ではないだろうか。
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すずめの鉄砲

2016-03-29 | 俳句


<すずめの鉄砲>

軽自動車がやっと通れる農道を通って職場へ通っている。 途中はちょっとだけ
田んぼが残っており田舎の雰囲気を味わえるいい場所だ。昨日の朝は一面の
霜でなく朝露。 高度の低い朝日に照らされて穂の出かかったすずめの鉄砲も
蓮華もいっせいにキラキラ輝いていて新しい風景を見せてくれた。
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