詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

花筵/はなむしろ

2018-04-05 | お気に入り



<花筵/はなむしろ>

姫路城の桜は量が多いので満開を過ぎた今、散る花びらの量も

半端でない。 うすいピンクの敷物を打ち広げたように地面を

覆いつくす。散った花びらを踏まぬように歩くどころの騒ぎで

なく、ここでおにぎりを食べている方々はまさに至福の空間に

漂っておられることだろう。そんな所に真っ赤な落ち椿が身の

置きどころを見つけ静かに横たわっている。

コメント (2)
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