<鈴生り/すずなり>
今年は色々なものが豊作だと見えて金色やオレンジ色の熟れ色が目立つ
鳥たちも餌となる山の恵みが十分なのだろうこの里山の柿に群がる様子
も見えない。すっかり葉を落とした鈴生りの柿は初冬の陽にまぶしい。
ー鈴生りの語源ー
鈴なりの「鈴」は、神楽鈴のこと。神楽鈴は、12個または15個の小さい鈴を繋いで
柄に付けたものである。果実が群がってなるさまが神楽鈴の鈴の付き方と似ている
ことから「鈴なり」と呼ぶようになり、物や人が群がり集まることも意味するように
なった。 (語源辞典より)