詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

ぬすびと萩

2023-09-15 | 俳句

<ぬすびと萩>

日中はまだまだ暑い しかし野の草花は季節の移りを明確に描き出す。

やぶの中の「ぬすびと萩」も可憐な花を見せる。

この可憐な花を誰が「ぬすびと萩」などと無粋な名前で呼び始めたのか

きっと成熟した実が服のあちこちにくっついてしまうからなのだろう。

他の花を撮るために茂みに分け入ってズボンに手の打ちようがないほど

この実がついた 帰宅して嫁さんにこっぴどく怒られた。

足元のおぼつかない身でやぶに分け入るなどともっての外と・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする