詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

豆大福

2014-01-23 | 随筆・雑感


<豆大福>

3時のおやつに豆大福をいただいた。空堀名物「東雲堂の豆大福」この空堀界隈
へ来て初めて食べた。薄皮の餅の中に漉し餡が入っていてやや甘味が抑えてあ
るのでしつこくない。豆も程よい甘さに味つけされていて丸い大粒がそのまま入っ
ている。良く味わえばよいのに四口でたいらげてしまったのは口がいやしいからか
おいしかったからか。後者にしとこう。空堀商店街の中ほどにある和菓子屋さんな
のでおいでの節はぜひのぞいてみてください。
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冬/花水木

2014-01-23 | 短歌


<冬/花水木>

彩の少ない冬場の赤い色は無彩色のいいアクセントになってとてもいい。周囲
のグレートーンに色彩的に最もマッチするバランスのとれた配色だ。
ただ、この実はおいしくないのか小鳥がついばんでいるのを見た事がない。
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白い波折り

2014-01-22 | 俳句


<白い波折り>

葉牡丹の葉の襞はくりかえしくりかえし寄せてくる波の形をしている。波涛の
泡立ちが次々と現れては消えて行くように。波の先には透明な雨の跡が水珠
になっていた。
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ステンドグラス

2014-01-21 | 


<ステンドグラス>

千日前筋の谷町9丁目に素敵なステンドグラスが有る。栗山硝子という工芸用
のガラスのお店のウィンドウ。通るたびにいいなぁと思いながらながめる。
古い友人にステンドグラスの作家がいたけれど東京でうまくやってるのかなあ
と思う。
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フランス菊

2014-01-21 | 短歌


<フランス菊>

ジャスターデイジー(フランス菊)と言うんだそうな。マーガレットの一種類
と思っていた。外来種が野生化したものであちこちで見かける。
日当たりの良い道端で気の早い子がもう開き始めている。清楚な花の形
に似ず香りはあまり良くない。
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春便り

2014-01-20 | 俳句


<春便り>

木の若芽は和毛に包まれていた。丁度赤ん坊がねんねこでくるんでもらって
いるように。
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夜目遠目傘の内

2014-01-19 | 短歌


<夜目遠目傘の内>

今時こんな言い回しは流行らないだろうが、和の国の女性は視覚的にも嫋やか
さを演出した方が数倍美しく思える。あくまでも主観なのだが、見えそうで見え
ないミステリアスな部分が7:3くらいの割合であるとこれはもう小説の世界。赤い
和傘に見え隠れする白い顔と黒い髪の美的効果を知らない女性は損をする。
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やぶこうじ

2014-01-19 | 俳句


<やぶこうじ>

黒い雪雲がどんどん大きくなりぱらついていた雨がいつしか霙になってきた。
ギャラリーまえの坂道を白い粒がパラパラはねて坂道を転がってゆく。
お地蔵さんの横に少しやぶこうじが植えてあり赤い実が雨宿りをしていた。
やぶこうじは10㎝くらいの高さで冬に赤い約5mmほどの果実をつけ美しい
ので栽培もされている。別名、十両(ジュウリョウ)。
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カリンバ /ハンド・オルゴール

2014-01-18 | 随筆・雑感


<カリンバ/ハンドオルゴール>

今日ギャラリーへ珍しいお客様がお見えになった。楽器創作演奏家:登本貴夫
さんという山梨県北杜市で夢弦工房という創作楽器を作っておられる方
たまたま大阪へ用事でお見えになり寄っていただいとの事。その楽器は「カリン
バ」というハンドオルゴール。実物をお持ちだったので居合わせたそれぞれが触
らせてもらう。オルゴールと言うと澄んだ金属音なのだが、この楽器の音は至っ
て瞑想的。丁度水琴窟の音でドレミを付けたような幽玄な音。いっぺんに虜にな
った。もう一度聞きたい音である。
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1月17日/震災忌

2014-01-18 | 俳句


<1月17日/震災忌>

あの日から19年が経つという。早いものだ。枚方は淀川をはさんで東側に位置
しているのであの激しい揺れにもかかわらず被害は少なかった。歩いて香里園
の駅までおり駅のホームや駅前に密集している人達と来ない電車をまった。
待ってる時間近くの喫茶店のテレビで惨状を知った。4時間ほど待ち、徐行運転
の電車で天満橋へ行き上本町6丁目の本社へ出勤し出社してきた女子社員と
地方から来る電話の応対に追われた。あの激しい揺れと淀川を津波が上るので
はという恐怖は昨日の事のように忘れない。神戸の友人達に被害があったのは
言うまでもないが人的被害が無かったのは不幸中の幸いであった。 黙祷
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青菜

2014-01-17 | 短歌


<青菜>

冬野菜はなぜ雪や霜に強いのだろう。たいていは霜にうたれるだけでしおれ
枯れてしまう。冬野菜の中にはきっと植物なりの熱い血が流れている、だから
寒さに負けずみずみずしさを保っていると思う。
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ひこばえ

2014-01-16 | 短歌


<ひこばえ>

冬の田んぼは淋しいものである。つい2か月ほど前稲刈りの済んだ切り株のひこ
ばえが青々と芽を出しかわいいものだったが気温の低下に耐えることができなか
ったのか、枯れて白い姿を北風にさらしている。

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エジソンと八幡の竹

2014-01-15 | 随筆・雑感


<エジソンと八幡の竹>

石清水八幡宮のある八幡男山は全国でも有数の竹の美林に囲まれている。主に
孟宗竹と真竹である。ここの真竹がエジソンの電球のフィラメントとして使われ多量
の性能の良い電球が生産されたのは有名な話だ。エジソンの電球の会社は現在
のGE(ゼネラルエレクトリック)社として世界有数のメーカになっている。
和の象徴のような竹も意外なところで国際的な貢献をしていたんですね。
広場の端にエジソンの碑が有るので歴史の勉強にもなります。
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水珠を抱く

2014-01-15 | 


<水珠を抱く>

葉牡丹のシャキッとしたみずみずしさは独特のものだけれど、雨上がりの葉牡丹
は丁度芯のあたりに雨を溜めよく水珠を作っている。艶やかな水珠を通して芯の
辺りにあるほのかな色の映り込みをのぞくのはとてもいいものだ。
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神頼み

2014-01-14 | 俳句


<神頼み>

京都石清水八幡宮の本殿をぐるっと囲む土塀が有る「信長塀」という。文字通り
織田信長が寄進した塀で内と外の結界であり、外敵から社を守るための防御塀
である。土と瓦を交互に積んで頑丈に築かれている。しかしながら、著名な人は
こんなところにも名を残すものなんだなあと感心する。
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