詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

重森美玲(作庭家)と以楽園

2021-11-14 | 随筆・雑感

 入口より築山を望む

 築山の石組み

 遊歩道中頃

 半島付近

<重森美玲(作庭家)と以楽園>

おはよう地球。紅葉の偵察を兼ねて家から徒歩30分強の以楽公園へ。

紅葉はもう少し先といったところ。春と秋に一般公開される 無料

重森美玲の石組みは圧倒される力強さと迫力がある。

以楽公園

現地案内板・枚方市HP・より (一般公開時期については枚方市HPにて確認下さい。)

都市計画公園 以楽園のいわれー

 以楽公園は、日本庭園として日本住宅公団が計画し、香里ケ丘環境美化協会の資金協力を得て、

1961年4月に完成したものです。池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)で中央に自然の湧水による

苑池を囲み、曲水、滝石組の築山、四方に春夏秋冬を表現した平安式の日本庭園です。

 作庭は名匠重森三玲(スギモリミレイ)1896年-1975年)が行い、みんなが一緒に十分楽しむ庭園という

願いを込めて「以楽園(イラクエン)」と命名されました。

 豊富な湧泉による池を中心として、四方にそれぞれ春夏秋冬を表現した平安式の庭を配し、園路

・地割りの変化には従来の大庭園にもない造型性を追及しています。 枚方市

※作庭家名 スギモリミレイになっていますが、Wikipediaではシゲモリミレイになっています。

【参考情報】

Wikipedia:重森三玲 1896-1975

日本庭園を独学で学ぶ。昭和11年(1936年)より全国の庭園を実測調査し、

全国500箇所にさまざまな時代の名庭実測、古庭園の調査などにより研究家

として日本庭園史の先駆けとなる。

昭和14年(1939年)日本庭園史図鑑26巻を上梓して庭園史研究の基礎を

築き また昭和51年(1976年)に息子の重森完途と日本庭園史大系全33巻

(別巻2巻)を完成させるなど庭園史研究家としても多大な功績を残した。

昭和24年(1949年)に前衛いけばなの創作研究グループ「白東社」を主宰、

後に前衛いけばな誌「いけばな藝術」を創刊した。

三玲が作庭した庭は力強い石組みとモダンな苔の地割りで構成される

枯山水庭園が特徴的であるとされ、代表作に、東福寺方丈庭園、光明院庭園、

瑞峯院庭園、松尾大社庭園等がある。

 

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急ぐ季節/もみじ葉楓:もみじばふう

2021-11-13 | 俳句

<急ぐ季節/もみじ葉楓:もみじばふう>

いつも病院の帰り通るよそ様の道路脇の花壇に一本の楓の木がある。

夏場は周囲が濃い緑で全く注意して見ないが、涼しくなったとたんに

鮮やかなオレンジや赤に色づいて来た。わーっこんな所に!の気分。

楓(ふう)はもみじの仲間で葉っぱの大きさや切れ込みの深さ、実の

イガなどで簡単に識別できる。他にアメリカ楓・台湾楓などがある。

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霜月刈萱

2021-11-12 | 俳句

<霜月刈萱>

裏の通りの土手にアメリカ刈萱が穂を出している。初冬の弱い陽射に

その穂がキラキラ光ってとても面白い。ただ、この刈萱の穂は少しの

風にもゆらゆら揺れてなかなか写真に撮れない。 まだ秋の名残感の

残る風の弱い日に何回かカメラを向ける。寝ぐせのようなハネッ毛は

ちっともじっとしてくれない。

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栴檀は双葉より芳し

2021-11-11 | 短歌

<栴檀は双葉より芳し>せんだんはふたばよりかんばし

「栴檀は双葉より芳し」という言葉がある。意味は白檀は双葉のとき

からいい香りがする。 要は天才は幼少の頃よりカシコイという意味

らしい。※栴檀は白檀(びゃくだん)という香木の別名だと今日知りました。

 

ボイストレの場所は淀川堤のこの栴檀の木下で、今オリーブの実程の

青い実がたくさんなっている。が、いい香りはちらりともしない。

子供の頃、いつも一緒に遊ぶ同級生3人と校庭の栴檀の大木にのぼった

腕白の頃のことで、うちの一人が5mほどの高さから落ち失神した。

もちろん大騒ぎになり、先生にも、親にもこっぴどくおこられた。

こんな事をしでかした子供が天才になるはずもなく 現在に至るである。

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アゲラタム/かっこうあざみ

2021-11-10 | 短歌

<アゲラタム/かっこうあざみ>

「かっこうあざみ」という可愛らしい名前を持った花。花そのものも

ポンポン飾りのような花径1cmほ花がかたまって咲く。ブルー・白

・ピンク・パープルなどがあり花壇の寄せ植えによく使われる。

英名:アゲラタム キク科 原産中南米

 

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長椅子の先客/柿落ち葉

2021-11-09 | 俳句

<長椅子の先客/柿落ち葉>

ウォーキングの途中、腰の痛みに耐えかねて休みたくなる場所がある

けやき通りの長椅子と特養横の疎水沿いにある休憩所の長椅子である。

この近くになると不思議と腰を下ろしたくなるほど痛みが増す。

そこで椅子に掛け腰とヒザをのばす。ここの木の長椅子はいごこちが

いいのか、時々すずめや落ち葉の先客がある。 そんな時は端っこに

すわりすずめの遊ぶ姿を観察したり、落ち葉の模様や色を観察する。

昼間のウォークでも同じで病院の帰りなどに腰かけて軽いストレッチ

を試みたりする。

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七宝の色/野葡萄

2021-11-08 | 短歌

<七宝の色/野葡萄>

7日は立冬、気が付かないうち暦の上で冬になる。しゅくしゅくと進む

紅葉も今年はこころなしか疲れて見える。道端の野葡萄もパープルや

トルコブルーの色を濃くして七宝の焼き物の絵柄のように美しい。

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けやき通り紅葉始まる

2021-11-07 | 随筆・雑感

 整形外科病院のある建物

<けやき通りの紅葉はじまる>

おはよう地球。秋真っただ中です。

早朝ウオーキングのルートはけやき通りの横に並ぶ3mほどの歩道だ。

けやき通りは早い時間車もほとんど通らず紅葉の始まった並木の下を

気持ちよくあるく。ひざと腰が良くないので歩道に面した休憩所など

(休憩ベンチ画面右下、2~3日に1回通う整形外科は奥の小さなビル)

で休みながら歩く。計ってみたら家から往復3.5km有った。雨の日も

風の日もと言いたいが、現状はサボリ朝寝のいい理由になっている。

けやき並木は昔はもっと枝葉が茂っていたがいまは空が見えるほど剪定

されている。これは地域住民から落ち葉の苦情が出るため深く剪定され

るのだそうな。

 深い剪定はここの地域だけでなく全国的に深めに剪定する傾向で街の

緑が少なくなって行く一因でもあるとTVの番組でながれていた。

 

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秋冷/野紺菊

2021-11-06 | 俳句

<秋冷/野紺菊>

急激に冬が近づいてきた。しかし朝晩の気温低下は例年通りと聞く。

下手すると昼間でも肌寒さを感じる、私が人一倍寒がりのせいでは

なさそうだ。菊系の花で最もお気に入りの「野紺菊」も清楚な花を

咲かせだした。嫁菜も鉢で育てているが、嫁菜はおっとりした感じ

がする。野紺菊はキリッとした中に清楚な雰囲気だ。ただ咲くのが

若干遅い。地下茎なので毎年楽しませてくれる。

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あかまんま/いぬたで

2021-11-05 | 俳句

<あかまんま/いぬたで>

淀川の土手は野草の宝庫だ。 先日は「いぬたで」の群生地を発見。

発声練習する場所へ向かう小道にのあたり一面ピンクにそまっている。

「いぬたで」は名前のとおりタデ科の植物であの酸っぱいイタドリや

タデ,ミズヒキなどの仲間。子供の頃、隣近所の女の子達のままごとの

ご飯だった記憶がある。

家の小菊の鉢植えの中にも一緒に紛れ込んで花を咲かせている。

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新月二日前

2021-11-04 | 俳句

<新月二日前>

?と思われた方流石です。この月は新月の二日前の月です。

実は、新月前の極細の月を捉えたたくて早起きをしました。早朝4時半。

ウォーキングを兼ねて家を出たのが5時。いつものコースを逆にたどり

野球場横の高台へ。空は一部雲が有るものの見事な晴れ。待つこと45分、

おぼしき空の辺りを目をこらして凝視、きょろきょろ。結果不明!

ついに東の空は白んできて観測は断念。しかも寒い。トホホでした。

折角、月の出時間、方角調べてカメラを持って行ったのに素人は哀しき。

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林檎の花の狂い咲き

2021-11-03 | 俳句

<林檎の花の狂い咲き>

近くの病院の駐車場にある姫林檎が真っ赤に熟れてきた。秋らしい。

ところが1本の枝に真っ白な花が咲いている!それもたくさん。

どうしたんだろう。花は普通春先に咲く。しかも赤い熟れた実の間に

咲くなんて・・・理由は判らないが日々寒くなってゆくのにせっかく

咲いた花達が少しかわいそう。

 

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菊の香や

2021-11-02 | 俳句

<菊の香や>

市役所の前の公園に恒例の菊花展が開かれ大小の菊がずらりとならぶ。

菊のことは良く解らないが両手のひらに余る様な白菊やピンクの菊が

見事だ。 私は菊の香りをかぐと秋の深まりより秋の終わりを感じて

しまう。しかし、我が家の鉢植えの小菊はつぼみこそふくらんで来た

もののまだ季節感には程遠い。

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選挙投票日/花水木の実とつぼみ

2021-11-01 | 短歌

花水木の実と来年のつぼみ

<選挙投票日/花水木の実とつぼみ>

10月31日衆議院選挙。午前中早い時間に投票所のある小学校へ向かう。

通りはみずき街、名前の通り花水木がいたるところに植えられており

今の季節紅葉が美しい。 花水木は赤い実を結び来年のつぼみも沢山

ついている。いずれも次世代に命をつなぐ植物たちの姿を見た思いで

選挙も将来を見据えてわれわれの代弁者を選ばなければならない。

 

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