詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

ナルシスの笑み

2024-02-12 | 俳句

<ナルシスの笑み>

日本水仙が満開だ 道のあちらこちらから笑いかけてくる。

黄色い王冠がまるで大口を開けてわらいころげているように。

その昔ナルシスなる美少年が水面に映った自分の美しい姿に見ほれた

そうだ。しかしこの花はもっとすっきりとした純粋さをもって我々に

微笑みかけてくる。

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葉牡丹

2024-02-11 | 俳句

<葉牡丹>

お正月飾りでない葉ボタンがここにある 多分キャベツの栽培種なの

だろう とうのたつまでの間かなり直径が大きくなった物を見かける

花は菜の花の一種を表すかたちだが花が小さく少なく少し寂しい。

がしかし、今は結球しないキャベツを愛でよう。

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素心ろうばい

2024-02-10 | 俳句

<素心ろうばい>

山田神社の梅の奥にこのろうばいが咲いている。

梅のついでにろうばいかろうばいのついでに梅かどちらでも良いのだが

ろうばいは今が満開で近くに行くとかすかだけれど良いにおいがする。

すべての花が俯いて咲き、のぞきこまないと正面顔は拝めない まるで

内気な娘さんみたいな花だ。

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きんかん

2024-02-09 | 俳句

<きんかん>

山田神社の梅の帰り道小さな川をはさんで石垣があり可愛いきんかんが

顔を見せる  ひと様の家の持ち物で欲しくても採る訳にはいかないが

黄色い色とまんまるの形は寒風を和らげる効果がある。

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山田神社の梅

2024-02-07 | 俳句

 

<山田神社の梅>

山田神社の森のふもとに一本の梅の木がある。

私の春を感じる心の木だ まだ五分咲きくらいか木のてっぺんは

つぼみのままで全体に冴えないけれど

また一歩春が近づいて来ているのを感じるには十分だ。

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白木蓮

2024-02-06 | 俳句

<白木蓮>

列島極寒 日本中冷え込んだ関東では記録的な積雪だと・・

大阪は雨は降ってもめったに雪も積もらない。

それでも寒いものは寒い 木蓮の綿毛も先日とほぼ変わらない 

光を反射してねむりをむさぼっているようだ。

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見事な枝ぶり満天星つつじ

2024-02-05 | 俳句

<見事な枝ぶり満天星つつじ>

花の季節の満天星つつじもいいけれど 裸木になった満天星つつじは

見事な枝ぶりを見せてまた味わいがある。枯山水の一部を切り取った

ように小さくても一本の樹の姿をほうふつとさせる姿だ。

そして細い枝の先についた赤い冬芽もみごと絵になる木でもある。

春先の花 夏場の緑葉 秋の紅葉 冬の裸木 とほんとに年中通して

楽しめるので植え込みなどによく使われる理由なのかもしれない。

 

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寒ぼけ

2024-02-04 | 俳句

<寒ぼけ>

陽射しの少ない昨日今日寒ぼけが鮮やかな朱色の花を見せる。

色彩の少ない季節貴重な赤である 丸味をおびた花がかたまって

咲くのは見ていて楽しい  バラ科の植物らしくトゲのある植物

だが草ぼけ(地面に這うように育つ)に比べトゲは少ない。

中国原産 バラ科 ボケ属

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2023年度陶芸教室作品展 日程決まる

2024-02-03 | 随筆・雑感

<2023年度陶芸教室作品展 日程決まる>

2023年度の陶芸教室(2023.4月~2024.2月)で作成した作品の発表会

月平均制作2回で1点の作陶で 各自2点までの出展。

私は「トトロの壁掛け花瓶」※写真と大皿を出品予定。

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春気配なし/さるすべり

2024-02-02 | 俳句

<春気配なし/さるすべり>

春告げ花の梅に対して真冬の姿をくずしていないさるすべり。

何という差なのだろう・・日常をくずしていない自分達と震災に

襲われた方々とそんな姿を彷彿とさせる。

震災から1カ月ほとんど何もかたずいていない それでも生きる

人達の真の強さを見せるように必ず芽吹く時が来ることを信じて

がんばれ!

 

 

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春近し/紅梅

2024-02-01 | 俳句

<春近し/紅梅>

今年は梅の咲くのが1週間ほど早いようだ。  地域にもよるのだが

この梅は意賀美神社の梅 少し早咲きの梅である。

日中はまだまだ厳しいさむさの連続で、体感的には春なんてまだまだ

の感じなのだが、自然界は微妙な季節の変化を敏感に感じ取っている。

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