浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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神々の食

2005-02-21 20:39:12 | 読書
土曜日の深夜から高熱でダウン、会社を休んでもーた。カミさんに「結婚してから酒を飲まなかったのは恐らくたぶん今日で三日目」と言われた。少ないのは認めるが三日目っつー事はないだろうとは思うが、直近が何時かも反論できない事から考えるとあながち桁外れな話でもないかもね。二日も寝たので午後にはかなり復活、池澤夏樹の「神々の食」を通読。

身体が丈夫な僕は病欠自体が珍しい事もあって、なんか幸せな気分。テーマは料理から食材まで様々だが、沖縄独自の食べ物を、これまた沖縄を語る際に欠かせなくなってきている垂見健吾の写真と共に紹介している本だ。どれもこれも旨そうだが今日の僕には「泡盛」と「豆腐餻(トウフヨウ)」おかゆ中心だったので腹がなったよ。
沖縄行きて~な~。


壜の中の手記

2005-02-19 18:47:31 | 読書
「壜の中の手記(THE OXOXOCO BOTTELE and Other Stories)」
ジェラルド・カーシュ(Gerald Kersh)
本書は12編の短編が収められており、これらの作品は、ミステリだったりSF、はたまたホラーだったりとそれこそ縦横無尽。ジャンル設定すら明かされずに進む物語は端から書き手に有利な訳だが、背景情報を多く語らない幕開けは、どんな着地を目論んでいるのか皆目見当がつかない。そして実際の着地点は正に予想もしない所に用意されているのだ。
短編ならではのコースター感。そしてこの何というか作品の背後に潜む「毒」というか、「暗黒面」。率直に言えば屈折してる。これまで、全く知らなかったジェラルド・カーシュだけど、かなり凄いぞ。

続きはこちらからどうぞ
http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2004-4.htm#ジェラルド・カーシュ

今朝の地震

2005-02-16 23:37:05 | 読書
今朝の地震はけっこう凄かった。最近の惨事続きという事もあって5時前という時間帯にも係わらず飛び起きたよ。宮城県沖地震も経験してるしね。あの時は家が飛び上がったのを見たよ、マジで。その経験を生かして慌てず騒がず、すぐに再び眠ったんだけど、その後、まるで現実のようなひどい悪夢を見たよ。目覚まし時計で飛び起きたら汗びっしょり。こんなリアルな悪夢は久しぶり。内容は省くが、この後味は今後暫く後引くな。
そして今日は、明日の準備もあって遅くまで仕事。漸くの帰りの電車で目の前に座っているおやじが、執拗に鼻をほじりだして、読んでいる本に集中できない。ぱっと見た目は全くジェントルなオジサンなのだが、指は第一関節をゆうに越えて、そのまた奥へ。気付いた時は混んでいて移動もままならない。当事者は他人の目を気にするようでもなく、ぐりぐりと続けている。もう、今日は何をどうしようとダメな日なのね。観念しましょう。



コヨーテは待つ

2005-02-14 22:56:47 | 読書
首から頭にかけて鈍い痛みが酷くて耐えられん。なーんか風邪っぽい。という事で会社を早めに引き上げてきたが、どうもこれは昨夜の寝相が悪かったせいのようで、酒飲んでいる間に治った。おやじになると、身体についてはどうしようもない事が増えてきて億劫だな。行き電車で手持ちの本を読み終えてしまったけど、人に貸していたトニイ・ヒラーマンの「コヨーテは待つ」が丁度戻ってきて帰りの電車で一気読み。こうゆうプロットの構成がみごとな本って何度読んでも楽しいな。