浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第4クォーターのレビューのページを追加しました。

ジェラルド・カーシュ

2005-02-08 00:08:13 | 読書
今週はジェラルド・カーシュの「壜の中の手記」を読んでいる。随分昔の短編集なのだが、ミステリだったり、SFだったりと、それこそ縦横無尽なのだ。その懐の深さも相まって、一つ一つ終わり近くに進んでも、どんな着地を見せようとしているのか全然予測できない展開が用意されている。これがまたすごく面白い。変な表現だか作者の心根の「悪意」が鋭く心地よい。そしてそのストーリの着地に思わずやられた!!と呟かざるを得ない。うっかり、またあたらしい扉を開いてしまったという嬉しい悲鳴

地底王国

2005-02-07 22:54:41 | 映画な日々
「地底王国(AT THE EARTH'S CORE)」何気なく本棚を物色してたらこんなパンフが出て来た。<ターザン映画><恐竜の島>のE・R・バロウズの冒険小説を新開発の特撮テクニックで描く驚異のSFスペクタクル!
そうかバロウズだったか。そういや最近何かでバロウズのそばを通りががったな~と考えたらジョー・R. ランズデールの「ダークライン 」の主人公がハマってたのがバロウズだったね「恐怖王ターザン」とかね。
だんだん思い出してきたけど、火を噴く怪獣の後にコードが見えてたり、イギリスの映画なのに、キャロライン・マンローはお色気全開。なかなか味のある映画でしたな。ググッたら彼女のオフィ発見!!そうそうボンドガールもやったんだっけな彼女。
>>ここ
BIOは生年の記述が抜けている。ファンクラブがあるようなので誰か入会してレポしてくれ

アイ,ロボット

2005-02-07 21:52:54 | 映画な日々
長男大絶賛につき、DVDを家族で鑑賞。
しかし彼は僕達大人がアシモフと共にリアルタイムで大人になった事を考慮していない。「ファウンデーションの彼方へ」も「夜明けのロボット」を知らず、鉄腕アトムも知らずにこの映画なら、もう少しピュアに楽しめたのかもしれない、「ブレードランナー」を知らずにこの映画に出会えればもう少し泣けたのかもしれない。「2001年宇宙の旅」を知らなければエンディングももう少し哲学的に感じる事ができたのかもしれない。このようなリストならこのまま一晩だらだらと続けてみる事も可能だ。
要するに、簡単に言えば出直して来いという事だ。ウィル・スミスはどうして仕事が選べないのだろう。


んーん残念っ!斬り---っ!


Boa BEST OF SOUL

2005-02-06 22:19:19 | やっぱり音楽がいる
年甲斐もなくBoaである。家族でハマってしまった。
そしてBoa BEST OF SOUL良いではないか。かなり
avexも変ちょなコピーガードを断念してメディアとしても使い勝手が向上。心配せんでも、ちゃんとした大人は金だして買います。
おやじは一人m-floとのthe Love Bugにどハマり。ツボなサウンドがどっさり詰まっていて、もうたまらん。

わが手に雨を

2005-02-06 18:08:47 | 読書
「わが手に雨を (A FISTFUL OF RAIN)」
グレッグ・ルッカ (Greg Rucka)

ポップ・ミュージックで人気上昇中のテイルフックは3人組のバンド。リードギターのミムはポップ・ミュージックには不似合いな程ギターが巧い。彼女は本物のアーティストだった。

しかし、バンドの人気と彼女のアートは相関が薄い。大衆の視線を集めているのはルックスでありクールな雰囲気であった。そして今や彼女は預金も数百万ドルを越える押しも押されぬ立派なセレブだった。しかし本人は全く自覚がない。

一方彼女は酒に手を出さずにはいられないという問題を抱えていた。それもかなり深刻な状態だ。長期のライブツアーで演奏中にまで深酒をするようになるに及んで、メンバーからとうとう強制的に休養を命じられ一人ポートランドの家に戻ってきた。飲酒は演奏に何の影響もしていないと主張するミムだが、聞き入れてもらえない続きを読む
http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2004-4.htm#グレッグ・ルッカ