五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

無灯火の自転車

2012年04月23日 | 日々のつれづれに
車を運転していて他の車以上に気をつかうのが歩行者と自転車。
特に夕方から夜にかけての時間帯には“要注意”となります。

他の町もそうかもしれませんが、自分の町には「無灯火の自転車」が多すぎます。
自転車側からはクルマが見えているんでしょうが車からは見えない、という場面が多いのです。

前にも書いたことがありますが、小学校の自転車点検でのこと。(昔の話です)

学校から配られてくる点検項目、「ブレーキは利きますか」「タイヤの空気圧は正しいですか」などの項目の中に「ランプが点灯しますか」の項目がないのです。

なぜ自転車のランプの点灯具合は点検項目にないのか?

学校の先生にうかがうと「子供は(ランプを点けるような)夜には乗らないから」というのです。
学校では夜間の自転車に乗るのを禁止してます。
だから、ランプは点かなくてもいい、という考えのようです。

だからだと思いますが、子供たちは冬の塾帰りのときなど、外が暗くなっても無灯火で自転車に乗るのです。
「灯火での自転車運転」イコール「いけないこと」というのが染み付いているのでしょう。

このくせが大人になっても直らない。
だから夜も無灯火で自転車に乗る。
結果として、無灯火の自転車ばかりが走っている状態になるのです。

暗い夜道での自転車運転は危険なので、学校が禁止したい気持ちはわかります。
でも「そういう時は自転車を押して帰りなさい」なんていう指導は、実質的にありえません。
子供が大きくなってからのことを考えると「出来るだけ早めに自転車は点灯させて走りましょう」という方がいいのではないかと思うのです。極端なことを言うと「いつも点灯させて走りなさい」でもいいかと思ってますが。

PTAの役員をしているときに、この件については何度か先生に話した覚えがあるのですが、結局「そのまま」でした。

大人が無灯火で走っている姿を見るたびに、小さいときの教育が大事だなと思います。
コメント (3)
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