五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

マクラーレンF1-GTR

2013年01月29日 | ミニカー
1995年のル・マン24時間レースで日本人レーサーとして初めて優勝を飾ったマクラーレンF1-GTRについては以前のブログでご紹介しました。(くわしくはこちらを→ [日本人ドライバーの栄光]

今回ご紹介するのはそれ以外のF1-GTRです。といっても私の持っているF1-GTRは少なくわずか4台のみですが。

まずは上の写真、同じ1995年のル・マンで総合3位に入ったカーナンバー51のF1-GTR、黄色のボディにダークグリーンの太いストライプの入ったレースカーです。
スポンサーはロンドンの高級百貨店ハロッズ。
ボディの前部と左右に描かれている大きなロゴが、関西にある某百貨店のものに酷似していますが、ハロッズの方が本家ですから念のため。

それはともかく、ドライバーはアンディ・ウォレスとデレク・ベル、ジャスティン・ベルの英国人3名。
デレク・ベルはル・マンで5回も優勝している著名なドライバー、ジャスティンはデレクの息子です。アンディ・ウォレスも1988年にジャガーXJR9でル・マンを制しています。

このミニカーはhpi-RacingのMIRAGEブランドの製品。
けっこう人気があってオークションでも高値がついていました。最後までショップで買うかオークションでがんばるか迷った1台です。


さて、以下に紹介する3台のF1-GTRはすべて1997年のル・マンに出場したクルマです。
ル・マンに長いこと参加し続けているF1-GTRなのに私のコレクションが1995年と1997年だけなのは、この2年以外に表彰台に上がっていないという単純な理由から...。

まずは総合2位になったカーナンバー41のF1-GTR、3台エントリーしたガルフ・チームのうちの1台です。



大好きなガルフカラーが目を引きます。表彰台に関係なく集めたい1台、それが2位ですからなおさら。
こちらもhpi-Racing製ですが、それにしてはそこそこの値段で入手できました。

次は総合3位になったカーナンバー43のF1-GTR、2台エントリーしたBMW Moter Sportチームのうちの1台です。
スポンサーはエンジンオイルのFINA。



ドライバーはフランス人のPierre-Henri RaphanelとJean-Marc Gounon、それにAnders Olofsson(どこの人だろ?国コードは“S”なんですが)の3名。
こちらのミニカーはミニチャンプス製。
「FINA」のロゴの付いたF1-GTRも人気が高く、入手するまでにずいぶんと時間がかかりました。

最後は一番最近手に入れたカーナンバー44のF1-GTR、ちょっとわかりにくいんですがスポンサーはLARK。



カラーは派手派手なショッキングピンクに近い赤。テレビを通すとあのラーク・レッドに見えるのだそうです。
このクルマは事故でリタイヤしてしまい、表彰台には上がれなかったのですが、目を引くことこの上なし。
加えて土屋圭市と中谷明彦という二人の日本人ドライバー(もう一人は英国人Gary Ayles)がドライブしているクルマということでコレクションに加えました。
このミニカーはイクソ製です。

市販スポーツカーの進化型であるF1-GTRはおびただしい数がル・マンを走っており、カラーも豊富。
したがってこのモデルだけを集めている人もいるくらい人気のミニカーですが、私のコレクションとしては当面これで打ち止めです(たぶん)。