五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

マクラーレン・ホンダ再び

2013年05月17日 | ミニカー
【F1】「ホンダ×マクラーレン」最強時代再び!7年ぶり参戦表明(スポーツ報知) - goo ニュース

ホンダがF1への参戦を表明しました。
本業の業績が良いことや、F1のレギュレーションが変更になってより市販車へのフィードバックがしやすくなることなどが参加の理由だそうですが、ホンダという会社、レースとは切り離せない会社のようですね。

私はF1のミニカー(1/43スケール)は3台しか持っておらず、それも1969年から1971年あたりにかけてのもの(フェラーリ、ロータス、BRMが各1台)なので、ホンダとは無縁なのです。

と思ったら、トミカの箱が3つ出てきました。
なんとすべてホンダのエンジンを載せたF1マシンでした。
これも何かの縁なのでしょうか。

ウィリアムズFW11B/ホンダは、1987年のシリーズに投入されたクルマ、ナイジェル・マンセルとネルソン・ピケの二人のドライブにより、全19戦中9勝をあげ前年に引き続きコンストラクターズ部門のチャンピオンを獲得しました。

カーナンバー5はナイジェル・マンセルがドライブしたマシン。
マンセルは6勝をあげたもののリタイヤも多く、また終盤の2レースを欠場したため、3勝ながら2位6回とコンスタントに走ったピケがワールド・チャンピオンになりました。
エンジンは1498cc、V6ターボエンジンといいますから、新レギュレーション(1600cc、V6ターボ)のものに近いエンジンですね。


鮮やかなキャメル・イエローのロータス99T/ホンダは、1987年のシーズンに投入されたクルマ、アイルトン・セナと中嶋悟の二人のドライバーによってドライブされました。
戦績は、セナが優勝2回、2位3回。一方の中嶋選手は第7戦のドイツGPで4位になるなど合計4回入賞を果たしましたが、残念ながら表彰台に立つことはできませんでした。

カーナンバー11は中嶋選手のドライブしたマシン。
こちらもウィリアムズと同じく1498cc、V6ターボエンジンでした。


マルボロ・カラーのマクラーレンMP4/4 ホンダは1988年のシーズンにアラン・プロストとアイルトン・セナの二人のドライバーによってドライブされました。
このシーズン、全16戦中実に15勝をあげ、ダントツのコンストラクターズ・チャンピオンを獲得、ドライバー部門も8勝を挙げたセナが初のワールド・チャンピオンとなりました。


カーナンバー11はアラン・プロスト搭乗のマシン。
ホンダの名高いRA168Eターボエンジンは、1498cc、V6ツインターボ。
チームが変わったこともあり準備が遅れて心配されたものの、この年から燃料タンクの容量が減らされたこともあり、低燃費ハイパフォーマンス技術を駆使したホンダ・エンジンの圧勝に終わったシーズンでした。

ちなみに「音速の貴公子」ことセナは、この後1990年と1992年にもワールド・チャンピオンを獲得し、1994年5月1日の第3戦サンマリノGPで首位走行中に事故を起こし帰らぬ人となりました。享年34歳。
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