五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

栄光のル・マン

2013年05月08日 | ミニカー
正確にはミニカーネタではなくてル・マンネタなのですが、そこは勘弁していただいて。

スティーブ・マックィーン主演の映画「栄光のル・マン」(原題はそのものズバリの“Le Mans”)のDVDを購入しました。
レンタル専用品の中古DVDだったせいで購入価格980円。
DVDですから画質自体に問題はなし、二度ばかり通して再生してみましたが、画像や音の「跳び」はありませんでした。

以前から欲しかったこのDVD、ショッピング・モールのワゴンセールの中に混じっておいてありました。
まさかこんなところで見つかるとは!
それにしても、中古品とはいえレンタル専用品を売ってしまっていいのだろうか?

1971年に封切られたこの映画、実際には前年の1970年のル・マン24時間レースでの撮影シーンをふんだんに使って作られています。
また、出演者よりはるかに多い数の現役ドライバーが撮影に協力したそうで、迫力のある映画に仕上がっています。

ただし、マックィーンがレースのリアリティにこだわったせいで監督(「荒野の七人」とか「大脱走」で有名なジョン・スタージェス)が降板したり、有名な俳優を起用しなかったせいか興行的には大赤字で、制作したプロダクション解散の原因になったといわれています。

しかし、日本ではマックィーン人気もあって大ヒットしました。
高校生だった私も甲府の映画館まで見に行った記憶があります。

そのころは単にレースカーが走り回る映画という記憶しかなく、今回DVDでゆっくりと見ながら自分のミニカーと比べたりなどすることができ、当時とはまた違った印象を持つことができました。

あまり詳細を書くとネタバレになってしまうのでやめておきますが、レース序盤でリタイヤしたことになっている車が16時間過ぎまで上位にいたり、事故シーンが出てくる車が実際には入賞していたり、とストーリーと実際の結果は大きく異なります。
主役のガルフ・ポルシェに至っては...。いや、やめておきましょう。

しかし、ワンシーンだけ出ている車をDVDを一時停止にして、ネットで調べてみるなんていうこともまた楽しみの一つではあります。
まして自分の持っているミニカーの車が実際に走るシーンが見られるのですからたまりません。
また、現代のシステマティックなピットでの作業に比べて、当時(43年前のことですからねぇ)の作業の様子がうかがえて興味深いです。

興行的に成功しなかった映画だったとしても、やはり好きだなあ、この映画。
コメント (3)
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