今月28日に市川三郷町で地震を想定した避難所の運営訓練が行われます。
しかも、翌日まで。
詰まり宿泊体験付きの避難所訓練なのです。
その事前準備と言える第一回の運営委員会が今夜開催されました。
場所は、本番で使用する町の生涯学習センターの多目的ホール。
約25名ほどの関係者が集まり、当日の体制や必要な備品の拾い出しを行いました。
私は目立たないようにしていたのですが、防災リーダーの一員ということもあり、施設管理半の班長を拝命してしまいました。
運営マニュアルによれば、施設管理班の役割は、「避難所内危険個所の対応/避難所内必要施設の補充・整備/避難所内の防犯。治安/地域の防犯パトロール/避難所周辺の防犯/洗濯・洗面所の確保・管理/避難所のプライバシー対策」があります。
そこまで一回の訓練ではできないので、とりあえず「避難所内危険個所の対応/憩いの空間の確保/居住スペースの確保(衛生面とプライバシー対策)」を重点的に行うことになりました。
班員4名で避難所説明を想定しながら、必要な備品を拾い出し、リストにして提出しました。
居住スペースを表示するための養生テープ、巻き尺、ガムテープ。
靴を入れるためのビニール袋、プライバシー確保のためのパーテーション、カーテン、立ち入り禁止表示用のビニールロープ、コーン。
懐中電灯と電池のセット、停電を想定してのLED照明、発電機と延長ケーブル。
ベビーベッドやおむつ換えに使用する台と布団、目隠し用の衝立類。
身障者用の車いすと予備の杖。
ホワイトボード、マーカー、マグネット、コピー用紙などの文房具。
机やモノ入れ用の籠、などなど。
これらすべて、必要な数字も出さなければなりません。
指導の先生の「どんなサイズ?」「何に使う?」「色は?サイズは?」と、容赦ない質問に答えなければなりません。
準備しておかなければならないことが山のようにあり、またその場その場で決めなければいけないこともあるので、素早い判断が必要。
そのための訓練なのでしょうね。
二時間はあという間に経ちました。
次回は18日、実際の各部屋を見ながら、レイアウトや運営の方法を検討します。