五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

拾った亀

2020年11月22日 | 日々のつれづれに

甥っ子が、水の入った洗面器を大事そうに抱えて持ってきました。
中には全長5センチメートル(しっぽの長さは除く)くらいの小さな亀。

何でも、家の前を歩いている亀を見つけて保護(?)したのだとか。
この小さな亀、何と言う種類なのか、皆の議論の的になりました。

在来種ならともかく、外来種だったとしたらうかつにその辺りの河川に放つわけにはいきません。
皆、タブレットやスマホで検索しながらああでもない、こうでもない、と。

私の見るところ、ニホンイシガメではないかと思うのですが、クサガメとの交配種であるウンキョウではないかという説もあって決まりません。
まあ、在来種だろうということには落ち着きつつあるのですが。

甥の話では、細い道路を隔てた向かいに古いお屋敷があり、最近ある事情で取り壊されて、そこにマンションが建つのだとか。
古い屋敷だから当然池があり、工事で埋め立てられてしまったので、そこから逃げ出したのだろう、というのです。

池があることも彼の想像の範囲なので、いささか説得にかける説ではありますが、建設工事の現場から逃げ出したという小さな亀の健気さが、甥の心をとらえたに違いありません。

亀はしばらく洗面器の中で飼われることになりそうです。
甥は「水温を一定に保つためのサーモスタットが必要だね」とか言ってますけど...。