他のウサギと同じように、「こむぎ」も大きな耳を持っています。
「ウサギは臆病」とよく言われますが、確かに「こむぎ」も音に敏感です。
じっとしているときでも、時々耳だけをくるっと回していることがありますが、周囲の音をもらさず聞き取ろうという表れなのでしょう。
家に来た当初は、雨戸をあける音にも驚いていましたが、こうした「毎日聞く音」には割合早く慣れたようで、今は多少大きい音でもピクリともしません。
反対に、普段聞きなれない音には、ケージの中に飛び込むなど、大げさとも思える反応を示します。
たとえば、ゴミ捨てのために大きなごみ袋を拡げるときのバサバサッという音。
時おり家の前を通るオートバイや緊急自動車のサイレン。
落雷にも慣れませんね。
後は私の咳払い(自分では気づきませんが、けっこう独特の音らしいです)でもぴくっとしますね(笑)。
耳を立てて、何かあったらすぐにでも駆けだしそうな様子を見せる「こむぎ」。
大きく見開いた瞳が、「こむぎ」の緊張感を表しています。