買ったばかりで、まだ読んでもいない文庫本の話など書いても...。
と思いつつ、今日のテーマは、ジャック・ライアン・シリーズの最新刊が発売されたので、今日書店で購入してきた、という話です。
上下巻2冊で1,815円(税込)。
文庫本も高くなりました。
ジャック・ライアン・シリーズを最初に書いたトム・クランシーのことは知っている人は良く知っているし、知らない人は全く知らない(大概みんなそうですが...)。
「レッドオクトーバーを追え」とか「今そこにある危機」などのタイトルはお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
私も何度かこのブログにも書いた覚えがあります。
トム・クランシーが若くして病に倒れ亡くなった後、マーク・グルー二ーがその後を継ぎ、「米中開戦」「イスラム最終戦争」などを書きました。
主人公も、ジャック・ライアンが米国大統領になった後は、息子のジャック・ライアン・ジュニアを中心に描かれてきたのです。
新刊の「密約の核弾頭」では、核ミサイルを積んだロシアの輸送機が奪われる(裏表紙には「上空ですり替えられる」と書かれています)事件が起こるところから物語が始まります。
事件の背後には何者かがいて、米国はその後国内でさまざまな厄災に襲われることになります。
陰で操るものは誰か。
ジュニアの所属する秘密組織「ザ・キャンパス」は、真の犯人を探して巨大な陰謀に立ち向かいます。
とまあ、こんなストーリーらしい(笑)のですが、正直なところまだ数ページしか読んでおりません。
が、ただ読みやすい文体だなあ、とは思いました。
もちろん、新しい作者であるマーク・キャメロンの書いた原書を読んだわけではなく、翻訳者の田村源二氏の文章です。長年ジャック・ライアンものの翻訳に携わってきた氏の文章には「安心感」があります。
まとまった時間を確保して、上下巻を一気に読んでしまいたいと思います。
その「まとまった時間」というものが、なかなか作れないのがもどかしいですが。