中国語は最初の1年半くらいは教室に通いましたが、
その後はほとんど遊び感覚で続けています。
楽しみながらといえば音楽や中国映画がその中心です。
最近興味深く見たのは「太陽の少年」(1994かな?)と
「17歳の単車(Beijing Bicycle)」(2003)。
どちらも主人公は17歳くらいの少年達です。
「太陽の少年」は文革(文化大革命)の影響下にある70年代の、
「17歳の単車」は現代の、
それぞれちょっと悪ガキな少年の青春を描いています。
時代背景はもちろん違うのですが、
人生の季節としての青春は変わらないなぁと思わされます。
「太陽の少年」は光りをうまく取り入れた
美しい映像がすばらしいです。
昼下がりに主人公の小軍が
憧れの女性ミーラン(米蘭)の部屋に忍び込んで過ごすシーンや
彼女の住む建物の屋上をわたり歩き
タバコを吹かすシーンなどはほんとに美しい。
文革のただ中で息苦しい緊張感で暮らす大人達をよそに
少年達がそのエネルギーを持て余しながら
無邪気に悪態をつき合いながら戯れていると、
こういう姿は時代や国を越えて
普遍的でごく自然なものなのかなあと思ってしまいます。
「17歳の単車」は地方から北京に出稼ぎにきた
自転車宅配便の配送員と、胡同(フートン)に住む高校生が
一台のマウンテンバイク(山行車)を介して展開するドラマです。
こちらも小堅が后海をバックに、
あるいは胡同を巧みにマウンテンバイクで疾走する姿は清々しい。
主人公はどうやら高校生の小堅となっているようですが、
ストーリー展開からも心情的には
どうしても配送員の貴の立場になってしまうため、
エンディングはほろ苦く複雑な心境です。
人生は不本意なことがその大半を占めていると
悟ってしまったときに
青春も曲がり角を迎えるのでしょうか。
そうやって大人になっていくのでしょうね。
たぶんそうだったんじゃないかと…。
実はこの2作品を見た後で、
なぜか岩井俊二監督の「Love Letter」も見てしまいました。
久しぶりに胸をキュンキュンさせながら過ごしました。
その後はほとんど遊び感覚で続けています。
楽しみながらといえば音楽や中国映画がその中心です。
最近興味深く見たのは「太陽の少年」(1994かな?)と
「17歳の単車(Beijing Bicycle)」(2003)。
どちらも主人公は17歳くらいの少年達です。
「太陽の少年」は文革(文化大革命)の影響下にある70年代の、
「17歳の単車」は現代の、
それぞれちょっと悪ガキな少年の青春を描いています。
時代背景はもちろん違うのですが、
人生の季節としての青春は変わらないなぁと思わされます。
「太陽の少年」は光りをうまく取り入れた
美しい映像がすばらしいです。
昼下がりに主人公の小軍が
憧れの女性ミーラン(米蘭)の部屋に忍び込んで過ごすシーンや
彼女の住む建物の屋上をわたり歩き
タバコを吹かすシーンなどはほんとに美しい。
文革のただ中で息苦しい緊張感で暮らす大人達をよそに
少年達がそのエネルギーを持て余しながら
無邪気に悪態をつき合いながら戯れていると、
こういう姿は時代や国を越えて
普遍的でごく自然なものなのかなあと思ってしまいます。
「17歳の単車」は地方から北京に出稼ぎにきた
自転車宅配便の配送員と、胡同(フートン)に住む高校生が
一台のマウンテンバイク(山行車)を介して展開するドラマです。
こちらも小堅が后海をバックに、
あるいは胡同を巧みにマウンテンバイクで疾走する姿は清々しい。
主人公はどうやら高校生の小堅となっているようですが、
ストーリー展開からも心情的には
どうしても配送員の貴の立場になってしまうため、
エンディングはほろ苦く複雑な心境です。
人生は不本意なことがその大半を占めていると
悟ってしまったときに
青春も曲がり角を迎えるのでしょうか。
そうやって大人になっていくのでしょうね。
たぶんそうだったんじゃないかと…。
実はこの2作品を見た後で、
なぜか岩井俊二監督の「Love Letter」も見てしまいました。
久しぶりに胸をキュンキュンさせながら過ごしました。