朋昌会では2月の渋谷大会が終わると
年間カリキュラムが更新されます。
ということで今月の練習会からは
新内容で行っています。
専科クラスではここ数年、
月ごとに練習課題を変えてきたのだが、
今年からはこれらを総括した導引三調として
年間を通して練習していくことになった。
導引三調とは「調心・調息・調身」のことで
これまでも折にふれて繰り返し解説されてきたもの。
ところで導引の起源は非常に古いものだが
現代人に比べれば昔の人は
もっと身体を使っていたといわれているのに
そんな大昔の人ですら体操のような運動を
必要としていたのかと驚く。
ただ当時はだれもが医師のてあてを
受けられるわけではなかったから、
自分の身は自分で護るものと考えるのが主流かと。
武術が広く普及した背景にも
そのような事情もあったとされる。
おそらくは導引を必要としていた人達というのは
どちらかといえば労働をしなくてすむ階級層や
比較的身体的負荷の軽い労働をしていた人かとも思う。
肉体労働を中心にした人向けというよりは
運動不足が原因で体調を崩す人に向けて
意識的に運動させようとの目的で
導引はうまれてきたのかもしれない。
ヒトが運動不足を意識しだしたのが
昨日きょうのことではないというところに
深く感ずるものがある。
年間カリキュラムが更新されます。
ということで今月の練習会からは
新内容で行っています。
専科クラスではここ数年、
月ごとに練習課題を変えてきたのだが、
今年からはこれらを総括した導引三調として
年間を通して練習していくことになった。
導引三調とは「調心・調息・調身」のことで
これまでも折にふれて繰り返し解説されてきたもの。
ところで導引の起源は非常に古いものだが
現代人に比べれば昔の人は
もっと身体を使っていたといわれているのに
そんな大昔の人ですら体操のような運動を
必要としていたのかと驚く。
ただ当時はだれもが医師のてあてを
受けられるわけではなかったから、
自分の身は自分で護るものと考えるのが主流かと。
武術が広く普及した背景にも
そのような事情もあったとされる。
おそらくは導引を必要としていた人達というのは
どちらかといえば労働をしなくてすむ階級層や
比較的身体的負荷の軽い労働をしていた人かとも思う。
肉体労働を中心にした人向けというよりは
運動不足が原因で体調を崩す人に向けて
意識的に運動させようとの目的で
導引はうまれてきたのかもしれない。
ヒトが運動不足を意識しだしたのが
昨日きょうのことではないというところに
深く感ずるものがある。
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