夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

茜雲(あかねぐも)の時節を迎えて・・♪

2006-10-01 06:31:00 | 定年後の思い
目覚めたのが4時であったが、起きだして玄関庭に出た・・。
まだ薄暗くので、台所で煎茶を淹れて、カレンダーを1枚捲る・・。
古人は『神無月』と称されているが、旧暦であるので、余り私の心に響かない。

煎茶を少し飲んだ後、玄関庭で煙草を喫いながら、薄明るくなった空を見つめた後、樹木を見たりした。

これからの日々、葉の色合いは日増しに紅色、黄色に染められる時節となる。

空の色合いも朝焼け、夕焼けには、雲は赤く染まり、私は美を感じる・・。

このような思っていたら、昨日の昼下がり買い物の帰りに、
住宅街の一角の空き地にコスモスが咲き乱れ、そのはずれにアザミの花を見たのが甦(よみがえ)ったりした・・。

秋日和の中で、たんたんと咲く野花には、私は素直に美を感じ、心を浄化させてくれる。

私の立っている近くに紫式部(ムラサキシキブ)があり、たわわな実は紫色に染められてきている。

こうした情景から、私は秋の深まりを教示して頂く・・。

私は年を重ねた今、秋の時節に心を寄せたりするのが好きである。




コメント
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