私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であり、
先程、ネットのダイヤモンド社のビジネス情報サイトとして名高い【DIAMOND online】を見ていたのであるが、
この中のひとつの記事に於いて、私は無念ながら理解できない若者世代がいたので、驚きながら読み、
そしてため息をしたのである。
この記事は【ライフ・健康】のコーナーで、特集連載の『これが気になる!』で、
今回は【第206回】2009年8月18日に掲載されていた。
【 不況しか知らない若者世代「おゆとり様」が日本の消費を変える 】
と題された記事であり、田島 薫・記者が綴られた記事である。
無断であるが、転載させて頂く。
《・・
消費やレジャーには無欲で、ライフスタイルは等身大かつ自然体……。
そんな若者が増えている。
バブル景気を全く知らず、物心ついてからはずっと平成不況。
ブランド物や車、海外旅行への関心も高くない。
彼らは同時に「ゆとり教育世代」でもあるのだが、
そういった新しい層は「おゆとり様」と呼ばれ、その消費傾向に注目が集まっているのだ。
新学習指導要領によって、ゆとり教育が小・中学校に導入されたのが2002年度。
その頃に中学生生活を送っていた層が次々に成人しているが、
彼らは独自の行動様式を持っている。
●異性よりも同性の友人を大切にする
●休日は自宅でパソコン・テレビ・DVD・ゲーム・音楽・読書などで過ごす
●一人遊びもけっこう好き
●貯蓄を重視する
このように、いわゆる「巣ごもり」と呼ばれるウチ志向が強いことが特徴的だが、
最近の草食系男子にも通じる淡白さも感じられる。
さらに興味深いのは、おゆとり様の母親は「Hanako」などで育ったバブル世代が多いこと。
その薫陶を幼少時から受けてきた上、SPEEDやモーニング娘。などの影響もあって、
早くからおしゃれな洋服に馴染み、今もファッションには敏感だ。
買い物は、ネット通販ではなく店舗での直買いを好み、納得のいく商品をじっくり選ぶ。
少ない予算で自分らしいスタイルでいたいと、
注目するのは、やはりユニクロやZARAといったファストファッション・ブランド。
他人と比較することなく、個性や自分らしさを重視する傾向が強いのだ。
その背景には、生まれた頃からパソコンや携帯があり、
自室にこもって適度なコミュニケーションの距離を保つ「個化」の環境が整っていたことにも起因する。
そんな“純粋培養”ともいえる快適な空間で育まれた感性が、
独自の価値観を生んでいるようだ。
またこの世代には、大手メディアの広告効果が低く、
SNSやクチコミのほうがより有効であるといデータもあり、この世代を物語っているようで興味深い。
どこか脆弱なようでいて、貯蓄にせっせと励むなど、
しっかり者の気質も持つ「おゆとり様」。
今後の日本社会の消費スタイルを変えていくのか。
その存在が、社会に何らかの影響をもたらすのか。
今後も注目していきたいところだ。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は1944(昭和19)年の秋に、東京郊外の農家の三男坊と生を受け、
地元の小・中学校を卒業した後、都会の私立の高校で学び、
大学を中退したのは東京オリンピツクの開催された年であった。
そして、映画青年、文学青年の真似事をしたりした後、
1970(昭和45)年の春に民間の大手企業に何とか中途入社することが出来た。
職場に机を共にしたのは、大学新卒の多く、彼らは団塊世代でもあった。
映画青年、文学青年の真似事をした時代も、
先のみえない日々であったが、お互いに自説を持ち、喫茶店など激論を交わしたりした。
そして、アルバイトなどをしながら、明日はその道でご飯を食べられるように、互いに孤軍奮闘し、
実技は未熟であったが、背伸びした会話も交わしたりしていた。
そして欲しい本などは、一食抜き一週間過ぎお金をためて、やっと購入できた本の数々がある。
そして、遅ればせながら社会人となっても、
机を共にした同僚たちと、熱い思いで、退社後の近くの居酒屋などで、
会話を重ねたりしていた。
この間、恋愛らしきことも多いにしたが、無念ながら失恋が多かったが、
この人といずれは結婚できなければ、と物狂いのようなこともあったりした。
1970年の初めの頃、欲しかったステレオ・セットを購入した時、
月給の6ヶ月分をローンで購入したり、
1980年の初めの頃、パソコン・セットは百万円近くとなったが、
住宅ローンもありながら、何とかローンで買い求めたりした。
いずれにしてもその時の思いは、熱き思いで過ごしてきたので、
昨今の若者の中で、『おゆとり様』の世代がいると教示されても、
サラリーマンを35年ばかりし定年退職後の年金生活の五年生の身としては、
大いに困惑しているのである。
そして余計なおせっかいは承知の上であるが、
社会人となり業務上で難題に対し、死ぬ気で何とかやり遂げようとする言動があるのかしら、
と思ったりしている。
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先程、ネットのダイヤモンド社のビジネス情報サイトとして名高い【DIAMOND online】を見ていたのであるが、
この中のひとつの記事に於いて、私は無念ながら理解できない若者世代がいたので、驚きながら読み、
そしてため息をしたのである。
この記事は【ライフ・健康】のコーナーで、特集連載の『これが気になる!』で、
今回は【第206回】2009年8月18日に掲載されていた。
【 不況しか知らない若者世代「おゆとり様」が日本の消費を変える 】
と題された記事であり、田島 薫・記者が綴られた記事である。
無断であるが、転載させて頂く。
《・・
消費やレジャーには無欲で、ライフスタイルは等身大かつ自然体……。
そんな若者が増えている。
バブル景気を全く知らず、物心ついてからはずっと平成不況。
ブランド物や車、海外旅行への関心も高くない。
彼らは同時に「ゆとり教育世代」でもあるのだが、
そういった新しい層は「おゆとり様」と呼ばれ、その消費傾向に注目が集まっているのだ。
新学習指導要領によって、ゆとり教育が小・中学校に導入されたのが2002年度。
その頃に中学生生活を送っていた層が次々に成人しているが、
彼らは独自の行動様式を持っている。
●異性よりも同性の友人を大切にする
●休日は自宅でパソコン・テレビ・DVD・ゲーム・音楽・読書などで過ごす
●一人遊びもけっこう好き
●貯蓄を重視する
このように、いわゆる「巣ごもり」と呼ばれるウチ志向が強いことが特徴的だが、
最近の草食系男子にも通じる淡白さも感じられる。
さらに興味深いのは、おゆとり様の母親は「Hanako」などで育ったバブル世代が多いこと。
その薫陶を幼少時から受けてきた上、SPEEDやモーニング娘。などの影響もあって、
早くからおしゃれな洋服に馴染み、今もファッションには敏感だ。
買い物は、ネット通販ではなく店舗での直買いを好み、納得のいく商品をじっくり選ぶ。
少ない予算で自分らしいスタイルでいたいと、
注目するのは、やはりユニクロやZARAといったファストファッション・ブランド。
他人と比較することなく、個性や自分らしさを重視する傾向が強いのだ。
その背景には、生まれた頃からパソコンや携帯があり、
自室にこもって適度なコミュニケーションの距離を保つ「個化」の環境が整っていたことにも起因する。
そんな“純粋培養”ともいえる快適な空間で育まれた感性が、
独自の価値観を生んでいるようだ。
またこの世代には、大手メディアの広告効果が低く、
SNSやクチコミのほうがより有効であるといデータもあり、この世代を物語っているようで興味深い。
どこか脆弱なようでいて、貯蓄にせっせと励むなど、
しっかり者の気質も持つ「おゆとり様」。
今後の日本社会の消費スタイルを変えていくのか。
その存在が、社会に何らかの影響をもたらすのか。
今後も注目していきたいところだ。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は1944(昭和19)年の秋に、東京郊外の農家の三男坊と生を受け、
地元の小・中学校を卒業した後、都会の私立の高校で学び、
大学を中退したのは東京オリンピツクの開催された年であった。
そして、映画青年、文学青年の真似事をしたりした後、
1970(昭和45)年の春に民間の大手企業に何とか中途入社することが出来た。
職場に机を共にしたのは、大学新卒の多く、彼らは団塊世代でもあった。
映画青年、文学青年の真似事をした時代も、
先のみえない日々であったが、お互いに自説を持ち、喫茶店など激論を交わしたりした。
そして、アルバイトなどをしながら、明日はその道でご飯を食べられるように、互いに孤軍奮闘し、
実技は未熟であったが、背伸びした会話も交わしたりしていた。
そして欲しい本などは、一食抜き一週間過ぎお金をためて、やっと購入できた本の数々がある。
そして、遅ればせながら社会人となっても、
机を共にした同僚たちと、熱い思いで、退社後の近くの居酒屋などで、
会話を重ねたりしていた。
この間、恋愛らしきことも多いにしたが、無念ながら失恋が多かったが、
この人といずれは結婚できなければ、と物狂いのようなこともあったりした。
1970年の初めの頃、欲しかったステレオ・セットを購入した時、
月給の6ヶ月分をローンで購入したり、
1980年の初めの頃、パソコン・セットは百万円近くとなったが、
住宅ローンもありながら、何とかローンで買い求めたりした。
いずれにしてもその時の思いは、熱き思いで過ごしてきたので、
昨今の若者の中で、『おゆとり様』の世代がいると教示されても、
サラリーマンを35年ばかりし定年退職後の年金生活の五年生の身としては、
大いに困惑しているのである。
そして余計なおせっかいは承知の上であるが、
社会人となり業務上で難題に対し、死ぬ気で何とかやり遂げようとする言動があるのかしら、
と思ったりしている。
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