先程、ヤフー・ジャパンより配信された記事を見ている中で、
『 新型コロナ「第8波」 際立つ感染者の「東高西低」
厳しい寒さ換気不十分、低い集団免疫が要因か 』、
と題された見出しを見たりした。
古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、2019年の5月、家内は大病となり、やがて体調回復に努めていた頃、
世の中は2020年2月頃より、新コロナウィルスの烈風となり、
お互いに
私たち夫婦は、新型コロナウィルスワクチン予防接種に関しては、
積極的に接種を受け、12月9日に5回目を受ける為に、予約している。
もとより4回目までの『新型コロナウィルスワクチン 予防接種済証(臨時接種)』、
A4サイズの通知証を、我が家で大切に保管している。
そして私は感染が怖くて、人出の前ではマスクをしているが、
閉塞感を感じて、マスクから解放される世の中を待ち望んでいる。
こうした心情のある私は、今回の《・・際立つ感染者の「東高西低」・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、記事を読んでしまった。
この記事は、『産経新聞』より、12月6日《・・
忘年会シーズンを迎えたが、普段より人通りの少ない北海道最大の歓楽街「すすきの」。
道内の感染者数は1日1万人を下回ったが、予断を許さない状況だ=11月28日、札幌市(坂本隆浩撮影)
新型コロナウイルス感染拡大の出口が見通せない中、
最近の新規感染者数は、東日本での増加が目立つ「東高西低」が際立っている。
流行「第8波」とインフルエンザの同時流行も懸念され、
北海道や東北地方の自治体は、警戒を強める一方、
その余波で忘年会の予約のキャンセルなど苦境が続く飲食店。
師走に入った各地の表情を追った。
【グラフでみる】都道府県別の新規感染者数と忘新年会「開催しない」と回答した割合
都道府県の人口10万人当たりの1日の新規感染者数でみると、
今月1日は宮城が最多の161・2人、長野が148・3人と続き、上位は東日本が目立つ。
逆に最も少ない沖縄は40・5人と宮城の4分の1だ。
なぜ東日本、それも北海道や東北地方で高止まりしているのか。
共通するのは「寒さが厳しくなって、窓を開けて室内を換気するのが難しい」
(福島県新型コロナウイルス感染症対策本部)という地域事情だ。
青森県感染症対策コーディネーターで医師の大西基喜さんは、
新規感染者の東高西低の理由について季節要因に加え、
集団免疫に地域差があるとの見方を示す。
「都道府県で格差があるのは、第7波の感染者が多かった地域では、集団免疫が確保され、
逆に北海道や東北などは、他の地域と比べて、第7波の感染者が少なかったため、
(集団免疫が低く)第8波で増えているのではないか」と分析し、
積極的なワクチン接種を求める。
■防止対策に限界も
警戒する自治体も、手をこまねいているわけではない。
新型コロナの病床使用率が、11月30日時点で、
63・3%に達した宮城県の村井嘉浩知事は同日、
「医療への負荷が高まっている。第8波に入った」と危機感を示し、
県独自の「みやぎ医療ひっ迫危機宣言」を発令した。
栃木県も11月中旬、新型コロナとインフルの同時流行に備え、
県独自の注意報を発令。
今月1日には新型コロナ病床の確保レベルを引き上げた。
同時流行のピーク時には、1日約1万4千人の患者が発生するとの試算を示した新潟県は、
新型コロナとインフル両方のワクチン接種を推進する。
とはいえ、ワクチン接種とともに、マスク着用、3密回避、大声での会話を避ける・・・
といった基本的な感染防止策の繰り返しにとどまり、感染防止には限界も。
群馬県の担当者は、サッカー日本代表が、
欧州の強豪に勝利するなど盛り上がるワールドカップ(W杯)カタール大会を念頭に、
こう漏らす。
「マスクもせず歓声をあげる観客席の映像を通じて、
自分たちも感染防止策を守らなくても大丈夫と誤解されたら困る」
■「師走は絶望的」悲鳴の飲食店
一方、行動制限のない師走を迎え、平時ならば稼ぎ時の飲食店の表情は、曇りがちだ。
東京商工リサーチによる今年の忘年会や新年会の開催意向調査
(全国の企業4611社対象、10月上旬実施)によると、
「開催しない」が全国平均で61・4%。
昨年の調査に比べて9ポイント減だが、
東日本では秋田を除き、なお開催に慎重な傾向がうかがえる。
栃木県の企業では「開催しない」が75・6%に達し、都道府県別で最も高かった。
その栃木県内の居酒屋の男性店主は
「忘年会は年々減り、参加人数も少人数。
12月の予約もキャンセルが増え始めた」と同業者の声を代弁する。
「客足も戻らず、かといって行政の資金的な支援もなく、
昨年末よりも厳しいかもしれない」(前橋市の居酒屋店主)、
「年末年始の宴席は、少人数グループがちらほら。
師走は絶望的だ」(北海道苫小牧市の焼肉店経営者)-との悲鳴も聞こえてくる。
アクセルとブレーキに例えられるように、感染拡大防止と経済活動の両立は難しい。
政府は、新型コロナの感染症法の分類見直しに向けて議論を始めた。
危険度が2番目に高い現在の「2類」から、
季節性インフルエンザと同じ「5類相当」になれば、平時の経済活動に近づく。
「『忘年会はしない』という客がほとんど」
と頭を抱える福島市の繁華街で飲食店を営む男性は
「5類の扱いにして早く経済を回してもらいたい」と訴える。・・・ 》
震撼させられたりした。
私の住む地域の路線バスなども、寒くなった中でも、
窓を一部開けて、換気に努めている・・。
78歳の私は、寒いじゃないの・・と思いながらも、
お互いに感染が怖くて、我慢したりしている。
こうした中で、高校時代の親友と、年金生活を始めた2004年の晩秋より、
おしゃれな居酒屋で、毎年12月初旬に忘年会をしてきたが、
2019年は家内の体調で、翌年は新コロナウィルスの烈風となり、
無念ながら中止となり、この後も断念して、今年も中止とした。
そして人出の多い都心を避けて、我が家の周辺を散策している。
このように私は閉塞感もあり、無念やるかたさのない心情で、
せめて我が家で、家内と共にささやかな酒宴をする時もある。
たとえば、家内の体調の安否を配慮して、食べられそうな品を買い求めて、
少し高価なワインを2本ばかり選定したりしてきた。
そしてワインを飲みながら、買い求めた小料理を食べたりして、
談笑しながら、年金生活の無力な私は、せめて少しだけ日本経済の活性化・・
と心の中で呟(つぶ)きながら、ときには過ごしたりしている。