『 和田秀樹
80歳過ぎで「節制」「がまん」なんてしてたら命とりになりかねない。
WHO推奨! 認知症リスクを下げる方法7種を紹介 』、
と題された見出しを見たりした。
こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸18年を過ごしてきた。

そして好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
このような深情を深めている私は、
今回の《・・認知症リスクを下げる方法7種を紹介・・》って、
どのようなことですか、真摯に学びたく、記事を読んでしまった。
この記事は、【 婦人公論jp 】の2023年5月19日に配信されていた記事で、
無断ながら大半を転載させて頂く。

《・・厚生労働省が発表した「簡易生命表(令和3年)」によると、
男性の平均寿命は81・47年、女性の平均寿命は87・57年(2022年度)と、
いずれも40年前から9歳程度伸び、80代となりました。
一方「なぜ人は80歳を境にガクッと衰えるのか、あらためて考えてみた」
と語るのは、老年医学を専門とする精神科医・和田秀樹さんです。
和田先生いわく「人とのコミュニケーションこそ、最高の脳トレ」だそうですが――。
☆「認知症」を防ぐ方法
2019年、WHOが、認知症リスクを下げるためのガイドラインを発表しました。
この記事では、それも参考にして、「認知症」を防ぐいろいろな方法を紹介しておきましょう。
・人とよく付き合う
人とのコミュニケーションこそ、最高の脳トレです。
逆にいえば、WHOのいうところの「社会的な交流の不足」は、認知症発症の大きなリスクになります。
高齢になっても、なるべく人と会い、話すことです。
「家族との対話」「社会との接触」が認知症を防ぎます。
・「睡眠不足」を防ぐ
睡眠中、脳の中では、脳脊髄液(のうせきずいえき)が循環して、老廃物を排出しています。
そのため、睡眠時間が短く、質が悪いと、
アルツハイマー型認知症の原因物質の蓄積がすすむとみられています。
・朝の光を浴びる
朝日を浴びると、脳内神経伝達物質のセロトニンの分泌がすすみます。
すると、うつの予防になるとともに、
睡眠ホルモンであるメラトニンがたっぷりつくられます。
・よく嚙んで食べる
「咬筋(こうきん)」をよく動かすと、
その刺激によって、脳により多くの血液が送り込まれ、脳の働きが活発になります。
さらに、モノを嚙むと、歯の歯根膜が圧力を受け、その刺激が脳を元気にします。
・食べたいものを食べる
高齢になってからの「節制」や「がまん」は、命とりになりかねません。
「粗食」は、ほぼイコールで、低カロリー・低栄養を意味します。
節制するよりも、食べたいものを食べたほうが、脳も免疫機能も元気に働きます。
・歌う
「歌う」としぜんに腹式呼吸になり、より多くの「酸素」を取り込めます。
脳にもたっぷりの酸素を送り込み、活性化できます。
・「ごく小さな旅」に出る
初めての場所に行くと、ほぼ自動的に脳は活発に動きはじめます。
未知の環境では、好奇心が高まり、観察力も注意力も働くからです。
私は「遠出をしろ」といっているわけではありません。
いつも使う路線で、これまで降りたことのない駅で降りてみて、
しばらく散歩するだけでも、いいのです。
そうした小さな旅行の「旅先」でも、脳は活発に働きはじめるのです。・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
記事の最後に、
《※本稿は、『80歳の壁[実践篇] 幸齢者で生きぬく80の工夫』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。》、
と明記されていたので、私は微苦笑したりした。
私は過ぎし2022年の6月に、和田秀樹さん著作の『80歳の壁』(幻冬舎)を購読して、
私が80歳の誕生日を迎えることが出来た時、
こうした行動、心構えで生きれば、悲観することなく、元気で過ごせる・・・
光明を感じたりした・・。
そして本書は、この『80歳の壁』(幻冬舎)の続編のような『実践編』と思い、
今回の《・・認知症リスクを下げる方法7種・・》を復誦するように、
多々学んだりした。
・人とよく付き合う
・「睡眠不足」を防ぐ
・朝の光を浴びる
・よく嚙んで食べる
・食べたいものを食べる
・歌う
・「ごく小さな旅」に出る
このような7箇条であるが、敬愛する和田秀樹さん書物から学び、
殆ど実行しているが、私は人前で『歌う』ことは苦手である。
現役サラリーマン時代は、何かの会合などで、お付き合いでやむなく、
人前でカラオケを唄ってきた・・。
しかし年金生活の中、遊歩道を散策しながら、人影のない所で、
かぼそい声で、その時に思っている歌を唄うことがある。
たとえば、一青窈(ひとと・よう)さんの『ハナミズキ』の歌を、
♪君と好きな人が 百年続きますように・・
かぼそい声で唄ったりして、 早や17年の月日が流れている。