国民の3人に1人が“医療難民”に陥る恐れ 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む78歳の年金生活の身であるが、
マイナンバーカードを市より受領した。
もとよりマイナンバーカードは、写真入りで個人情報が明記されているので、
何かと小心者の為か、失くしたら大変と、家の中で厳重に保管している。
こうした中、テレビのニュースなどで、マイナンバーカードの不正事件が、
幾たびに発生して、何かと無知な私でも、大丈夫かしらと不信に思い始めている。
私はマイナンバーカード制度にも専門知識はないが、
国が国民に対して実施する場合は、利用する国民から信頼されることが第一歩と思っている。
総務省、厚生労働省、デジタル省などがマイナンバーカード制度に関わり、
総体的な責任元が不明確であるので、一元化した専門の『マイナンバー省』を新設し、
これらがすべて管轄責任とする。
それまで凍結して、これから3年前後、改めて開発、運営まで、不備がないようにした上で、
初めて国民に利用しやすいようにするのが、政府のありかた、
と私は思い深めている。
このような心情のある私は、今回の記事を読んだりして、
動顛したりした・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b3/8a6249f4f08aeec93a6ba08e3fe2367e.jpg)
記事を読み終わって、私は動顛したりした・・。
《・・現時点でマイナカード所持者は、人口の約73%。
全員がマイナ保険証に切り替えたとしても、
残る約3割は、保険証代わりの資格確認書を1年ごとに申請するハメになる。
申請しなければ、国民3人に1人が保険診療を受けられない無保険者、
事情によっては“医療難民”に陥りかねない。・・》
果たして、このような事態に、厚生労働省など国民の健康の守る所管部署、
何より時の政府、首相は放置はできない、と私は思っている。
まさか立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)の論旨、
《・・国民の情報を一元的に管理したい政府にしてみれば、
現行の保険証とマイナ保険証の併用を認めることは、“敗北”に等しい。
だから、問題なく機能している現行の保険証を“人質”にして、
マイナ保険証の普及に躍起になっている。
無保険者がいくら出ようが、知ったこっちゃないわけです。
憲法25条が定める国民の生存権をもてあそんでいるとしか思えません。
むしろ、無保険者が増えれば、
社会保障費を圧縮できるとすら考えているのではないか。
政府にとって、負担になるような国民を切り捨てるつもりでしょう・・》
まさか、このような事態を予測して、マイナ保険証の実施した場合、
政権与党は、国民の健康を守る責務を放棄したので、
自公の与党政府は、ふたたび野党に転落する・・と私は妄想したりしている。