何歳からでも始めたいワケ 』、と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であり、
こうした中、私は過ぎし9年前の70歳を過ぎた頃から、
齢を重ねるたびに、物忘れが多くなった、と改めて気付き、
独り微苦笑する時もある・・。
たとえば家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、
その地の情景などは、鮮やかに思い重ねることができても、
肝心の地域名が言葉に出来ないことが、もどかしさを感じることがある。
或いは、家内が視聴していたテレビ・ドラマで、私は何気なしに視て、
『この俳優さん・・過ぎし年に亡くなわれた御方であったが、
齢を重ねるたびに深みのある名演技をしていたよなぁ・・』
と私は家内に言ったりした。
しかしながら俳優さんの氏名が言えなくて、内心は苦笑したりする。
やがて亡くなわれた御方は、藤岡琢也(ふじおか・たくや)さんだったことに気付いたりしている。
そして『先程の俳優さん・・藤岡琢也(ふじおか・たくや)さんだったょ・・
俺も少しボケてきたかなぁ・・』
と私は照れながら家内に言ったりした。
『あなたぁ・・10年早いじゃない・・』
と家内は微苦笑しながら私は言ったりした。
このように、ときおり物忘れのある私は、
今回の《・・”たった一言”で「認知症に効く」すごい脳トレを発見・・》、
どのようなことなのですか、と思いながら記事を読んでしまった。
![現代ビジネス](https://s.yimg.jp/images/news/cobranding/gendaibiz.png)
「会話の中で言葉に詰まる」 、「名前が出てこない」 自分自身の実感、
あるいは身の回りにいる人の中で、そんな経験を見聞きしたことはないでしょうか?
なかなか言葉が出てこないのは、「脳の情報処理能力の低下が原因」と指摘するのは
脳トレ博士として知られる川島隆太・東北大学教授。
川島教授は、脳の働きを鍛える手段の一つが、「早口ことば」だと言います。
なぜそんな効用が見込めるのでしょうか?
川島教授と早口ことば芸人・作家の大島隆太さんの共著による
『とっさに言葉が出てこない人のための脳に効く早口ことば』(サンマーク出版)より
一部抜粋、再構成してお届けします。
☆「早口ことば」で脳を鍛えられる
30代男性編集者から聞いた話です。
実家へ久々に帰省して、60代のお母さんとお会いしたら、
「なんだか口数が減っていた」。
おしゃべり好きなはずのお母さんが、以前より無口になり、
彼が理由を聞いたら「最近、なんだか言葉が出てこなくて、
おしゃべりする気にもならなくて・・・」。
これは脳の情報処理能力の低下が原因です。
いわゆる、「頭の回転力」ってやつですね。
加齢は原因の一つです。
脳の働きは、20歳ごろをピークに、徐々に下降線をたどります。
ただし、脳のすごいところは、何歳からでも鍛えられることです。
そして、頭の回転力を簡単に鍛える最良の手段の一つが、「早口ことば」です。
「早口ことば」って、脳にとって最高のごほうびなんです。
試しに次の「早口ことば」を言ってみてください。
堂々登場!(どうどうとうじょう)
相当好評!(そうとうこうひょう)
脳の構造上(のうのこうぞうじょう)
脳の向上(のうのこうじょう)
☆脳が活発に働く
どうですか?
なんだか脳が、活発に動いている感じがしませんか?
それは「早口ことば」などの簡単な文章を声に出して、
早く読むと、脳が活発に働くからなんです。
「早口ことば」を速く読む努力をしているときは、
通常の速度で声を出して読んでいるときに比べ、
前頭前野(思考や感情の制御や記憶の生成に係る)や
側頭連合野(記憶の保持に係る)などが強く活性化します。
☆楽しく鍛えて楽しく続ける
脳のすごいところは、鍛えた分、ちゃんと答えてくれること。
記憶力、滑舌の向上に効果があり、認知機能の数値が上がることも期待できます。
そしてここがポイントですが、脳を鍛えようと思ったら、
継続することが大切です。
筋トレと同じで、続けないと効果がない。
『とっさに言葉が出てこない人のための脳に効く早口ことば』では、
早口ことば芸人の大谷隆太さんが考案した、
ユニークな早口ことばを難易度4段階で、63個集めています。
もう1つ具体例をご紹介しましょう。
難易度は2です。
知事に直々にひじき (ちじにじきじきにひじき)
人間は誰しも三日坊主になりがちですが、
こうしたユニークな「早口ことば」なら、簡単に続けられます。
なぜかというと、それはずばり楽しいから。
人間は、怠け者な一面があるから、面白くないと続きません。
楽しいと続けようと思う。
続けると脳が鍛えられる。鍛えられると、また楽しくなる。
まさに好循環なのです。
川島 隆太(医学博士、東北大学加齢医学研究所教授)・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、脳トレ博士として知られる川島隆太・東北大学教授より、
《・・
早く読むと、脳が活発に働く・・
通常の速度で声を出して読んでいるときに比べ、
前頭前野(思考や感情の制御や記憶の生成に係る)や
側頭連合野(記憶の保持に係る)などが強く活性化します・・》、
と79歳の私は学んだりした・・。
そして学んだこと忘れないように、さっそく実行した・・。
堂々登場!(どうどうとうじょう)
相当好評!(そうとうこうひょう)
脳の構造上(のうのこうぞうじょう)
脳の向上(のうのこうじょう)
こうした例題を素早く読んだりした・・。
そして《・・脳を鍛えようと思ったら、継続することが大切です。
筋トレと同じで、続けないと効果がない・・》と学び、
継続は力なり・・と格言を思い浮かべ、もう一度復誦(ふくしょう)したりしている・・。