先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 2023年『サラ川』ベスト10発表
グランプリは“ぜい”をテーマに詠んだ作品に輝く 』、
と題された見出しを見たりした。
第一生命が主催されている『サラリーマン川柳』を私は長年愛読してきたが、
昨年より、『サラっと川柳』に名称を変更したと学んできたので、
今年の最初のベスト10が決定したのかしら、と微笑んだりした・・。
私は1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受け、
やがて大学を中退後、映画・文学青年の真似事をして、無念ながら敗退したりした。
この後は、やむなくサラリーマンに転身して、
何とかある民間会社に中途入社でき、やがて35年ばかり勤め、
2004年(平成16年)の秋に定年退職をした。
こうした中、私は音楽業界のあるレコード会社に勤めたが、
幾たびかリストラ烈風を乗り超えたが、最後の5年半は遠い地に出向となったりし、
それなりに時代にも翻弄され波乱万丈があり、苦楽の激しいサラリーマンの時代でもあった。
このような拙(つたな)い私の半生であり、
何かと『サラリーマン川柳』が好きで、現役時代から愛読し、励まされたり、人生の哀歓を感じたりし、
『サラ川 傑作選』の本を4冊を所有している。
そして私は『サラ川』は、この人生の日常生活の優れた哲学書のひとつと思い、
限りなく人生の哀歓と確信し、ときおり年金生活の今でも本を開いたりしている。
本棚から特に愛読している2冊を取りだして、たわむれに記念撮影
これまで数多くの優秀作品が公表されてきたが、
たとえば『テーマ別に見るサラ川 優秀作品』の中で、『夫婦・家庭』編を読んだりすると、
恐れ入りました、と絶賛させられる作品にめぐり逢ったりする。
◎ 出張を 見送る妻の 目が笑う
詠み人・松本松峰
◎ 株価より 妻の機嫌が 乱高下
詠み人・頑張るお父さん
◎ 妻子から 絵文字が並ぶ ボーナス日
詠み人・孫悟空
◎ 家族旅行 予算削減 パパ留守番
詠み人・弐個
◎ 家族との 会話のつもりが 独り言
詠み人・ちょいバテパパ
そして私は、齢ばかり重ねても、独断と偏見の多いが、
『サラリーマン川柳』の史上に於いて、今でも心に残り、
不滅の作品であると感じたのは、二作品がある。
◎ 破れてる ジーパン繕い 怒られた
詠み人・優しいばあちゃん
◎ うちのパパ おとなのくせに ママとねる
詠み人・めだかの学校のせんせい
私は小説、随筆を60数年ばかり乱読してきた身であるが、
短かな言葉で人生の機敏を的確に表現する川柳の世界に於いて、
このおふたりの圧倒的な感性と文才に、ふるえる程に感銘して、思わず脱帽したりしている。
このように何かと愛読してきたサラリーマン川柳コンクールであり、
本年より改名された新たな『サラっと川柳』、
知的好奇心に誘惑されて、記事を読んでしまった。
《・・第一生命保険は30日、
2023年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』の全国ベスト10を発表。
グランプリには、増えても、減っても世知辛い“ぜい”をテーマに詠んだ作品
「増えるのは 税と贅肉 減る贅沢」が輝いた。
【一覧】共感する…”サラ川TOP5を紹介!年代別ベスト3&ベスト100順位紹介も
同社は、2023年9月から10月にかけて、
2023年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』を実施。
全国から約6万6000もの作品が寄せられた。
いつの時代も、家計や健康の悩みはつきもの。
贅沢をできる機会は減っているにも関わらず、なぜか、体重は増えている。
減ってほしいものは増え、増えてほしいものは減っていく、
世知辛い日常のあるあるをユーモラスに表現した作品「増えるのは 税と贅肉 減る贅沢」がグランプリとなった。
一方で、コロナ禍の終わりを感じられる心温まる作品や
覚えたてのキャッシュレス決済での笑える失敗、
日本語ならではのやり取りを流行語で表現した川柳がベスト10にランクインし、
2023年のサラ川を大いに盛り上げた。
■ベスト10 順位:作品・雅号・得票数
第1位:「増えるのは 税と贅肉 減る贅沢」 ミファ(30代) 1803票
第2位:「物価高 見ざる買わざる 店行かず」 ねこママ(60代) 1425票
第3位:「マスクなし 2年目社員の 笑顔知る」かりーらいす(40代) 1275票
第4位:「50代 給与も肩も 上がらない」 怪傑もぐり33世(50代) 1148票
第5位:「PayPayを 覚えた父の 無駄遣い」 祐字(40代) 1145票
第6位:「ダイエット 動画だけ見て 痩せた気に」ミシカ(20代) 1098票
第7位:「パスワード チャンス3回 震える手」 ポイ活初段(40代) 1071票
第8位:「盗み食い ペットカメラに 映る父」 言い訳できないね(40代) 1059票
第9位:「アレとソレ 用事済むのが 日本流」 メタボリック父(60代) 890票
第10位:「2度聞くな! 言った上司が 3度聞く」 光源氏(50代) 889票 ・・》
共感を深めたりした・・。
特に私は、第5位:「PayPayを 覚えた父の 無駄遣い」 、
第7位:「パスワード チャンス3回 震える手」 、
御年配の不慣れな心情を的確に表現された、と私は微苦笑を重ねたりした。
やがて大学を中退後、映画・文学青年の真似事をして、無念ながら敗退したりした。
この後は、やむなくサラリーマンに転身して、
何とかある民間会社に中途入社でき、やがて35年ばかり勤め、
2004年(平成16年)の秋に定年退職をした。
こうした中、私は音楽業界のあるレコード会社に勤めたが、
幾たびかリストラ烈風を乗り超えたが、最後の5年半は遠い地に出向となったりし、
それなりに時代にも翻弄され波乱万丈があり、苦楽の激しいサラリーマンの時代でもあった。
このような拙(つたな)い私の半生であり、
何かと『サラリーマン川柳』が好きで、現役時代から愛読し、励まされたり、人生の哀歓を感じたりし、
『サラ川 傑作選』の本を4冊を所有している。
そして私は『サラ川』は、この人生の日常生活の優れた哲学書のひとつと思い、
限りなく人生の哀歓と確信し、ときおり年金生活の今でも本を開いたりしている。
本棚から特に愛読している2冊を取りだして、たわむれに記念撮影
これまで数多くの優秀作品が公表されてきたが、
たとえば『テーマ別に見るサラ川 優秀作品』の中で、『夫婦・家庭』編を読んだりすると、
恐れ入りました、と絶賛させられる作品にめぐり逢ったりする。
◎ 出張を 見送る妻の 目が笑う
詠み人・松本松峰
◎ 株価より 妻の機嫌が 乱高下
詠み人・頑張るお父さん
◎ 妻子から 絵文字が並ぶ ボーナス日
詠み人・孫悟空
◎ 家族旅行 予算削減 パパ留守番
詠み人・弐個
◎ 家族との 会話のつもりが 独り言
詠み人・ちょいバテパパ
そして私は、齢ばかり重ねても、独断と偏見の多いが、
『サラリーマン川柳』の史上に於いて、今でも心に残り、
不滅の作品であると感じたのは、二作品がある。
◎ 破れてる ジーパン繕い 怒られた
詠み人・優しいばあちゃん
◎ うちのパパ おとなのくせに ママとねる
詠み人・めだかの学校のせんせい
私は小説、随筆を60数年ばかり乱読してきた身であるが、
短かな言葉で人生の機敏を的確に表現する川柳の世界に於いて、
このおふたりの圧倒的な感性と文才に、ふるえる程に感銘して、思わず脱帽したりしている。
このように何かと愛読してきたサラリーマン川柳コンクールであり、
本年より改名された新たな『サラっと川柳』、
知的好奇心に誘惑されて、記事を読んでしまった。
この記事は、【オリコン】より5月30日に配信された記事で、
無断ながら転載させて頂く。
《・・第一生命保険は30日、
2023年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』の全国ベスト10を発表。
グランプリには、増えても、減っても世知辛い“ぜい”をテーマに詠んだ作品
「増えるのは 税と贅肉 減る贅沢」が輝いた。
【一覧】共感する…”サラ川TOP5を紹介!年代別ベスト3&ベスト100順位紹介も
同社は、2023年9月から10月にかけて、
2023年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』を実施。
全国から約6万6000もの作品が寄せられた。
いつの時代も、家計や健康の悩みはつきもの。
贅沢をできる機会は減っているにも関わらず、なぜか、体重は増えている。
減ってほしいものは増え、増えてほしいものは減っていく、
世知辛い日常のあるあるをユーモラスに表現した作品「増えるのは 税と贅肉 減る贅沢」がグランプリとなった。
一方で、コロナ禍の終わりを感じられる心温まる作品や
覚えたてのキャッシュレス決済での笑える失敗、
日本語ならではのやり取りを流行語で表現した川柳がベスト10にランクインし、
2023年のサラ川を大いに盛り上げた。
■ベスト10 順位:作品・雅号・得票数
第1位:「増えるのは 税と贅肉 減る贅沢」 ミファ(30代) 1803票
第2位:「物価高 見ざる買わざる 店行かず」 ねこママ(60代) 1425票
第3位:「マスクなし 2年目社員の 笑顔知る」かりーらいす(40代) 1275票
第4位:「50代 給与も肩も 上がらない」 怪傑もぐり33世(50代) 1148票
第5位:「PayPayを 覚えた父の 無駄遣い」 祐字(40代) 1145票
第6位:「ダイエット 動画だけ見て 痩せた気に」ミシカ(20代) 1098票
第7位:「パスワード チャンス3回 震える手」 ポイ活初段(40代) 1071票
第8位:「盗み食い ペットカメラに 映る父」 言い訳できないね(40代) 1059票
第9位:「アレとソレ 用事済むのが 日本流」 メタボリック父(60代) 890票
第10位:「2度聞くな! 言った上司が 3度聞く」 光源氏(50代) 889票 ・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、『サラっと一句』のベスト10の作品を読ませて頂き、
つたない人生を歩んできた79歳の私は、やはり人生の哀歓を感じ、共感を深めたりした・・。
特に私は、第5位:「PayPayを 覚えた父の 無駄遣い」 、
第7位:「パスワード チャンス3回 震える手」 、
御年配の不慣れな心情を的確に表現された、と私は微苦笑を重ねたりした。
私もこの川柳、毎年楽しみにしています。読ませていただきながら、声を出して笑ってしまいました😁皆さんのセンスに脱帽です。
ちなみに、我が家にはシルバー川柳なる本があります。これも、楽しいですよ。
初めまして・・。
>私もこの川柳、毎年楽しみにしています。読ませていただきながら、声を出して笑ってしまいました😁皆さんのセンスに脱帽です。
私も投稿される御方の多彩な感性に、恐れ入りました・・、
と感服したりしています・・。
>ちなみに、我が家にはシルバー川柳なる本があります。これも、楽しいですよ。
私も、10数年前に偶然に本屋さんで見かけまして、購読しています。
或いは『遺言川柳』も知りまして、購読しています。
私は79歳の身ですので、ボケ防止に川柳は最適かしら、と思ったりする時もあります。
コメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
どれも秀逸ですねぇ🙄
今年は見事に落選でしたが、次年度は返り咲きできる様に楽しんで一句を想っていきたいと考えております。
先程、貴兄よりコメントを頂いたことに気付きまして、
大変を致しました。
>どれも秀逸ですねぇ🙄
>今年は見事に落選でしたが、次年度は返り咲きできる様に楽しんで一句を想っていきたいと考えております。
今回の2023年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』は、
全国から約6万6000もの作品が寄せられたと私は学び、
多岐に及び多彩な10編の投稿を私は読ませて頂き、それぞれの才能あふれる御方に、
驚いた次第でした。
何かしら貴兄も投稿されたと、今回知りまして、
今後も貴兄の特有の才気に、期待しています♪