私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、何かと無知なことが多い私、せめて月刊誌を愛読して、
世の中の出来事を学んだりしている・・。
私は東京オリンピックが開催された1964年(昭和39)年の秋に大学を中退し、
映画・文學青年の真似事をしたが、はかなくも敗退し、
やがて1970年(昭和45)年の春に、
この当時、ある大手の企業に何とか中途入社した。
しかしながら社会人として、私は何かと一般常識が欠けていると思い、
せめて月刊総合雑誌の『文藝春秋』ぐらいは、読んだ方が我が身の為と確信を深め、
これ以来、本屋で買い求めて読んできたので、53年間の愛読者のひとりとなっている。
そして月刊総合雑誌の『中央公論』は、特集に魅了された時だけ購読するのが、
ここ53年の習性となっている。
こうした中、『文藝春秋』の今月発売の6月号は、
定例通り5月10日に発売日であったので、最寄りのコンビニで買い求めたりした。
今月の6月号からも多々教示されたことが多かったが、
特にウクライナ戦争に関して、私なりに深く学んだりした。
アメリカの中央情報局長官のW・バーンズさんがインタビューを受けた
『 CIA長官が語る「中露同盟の限界」』、
そして現代史家の大木 毅さんの寄稿文
『 ロシア「大祖国戦争」が歪める歴史認識 』、
この2つの記事は、現代史に関心のある私は、深く思考させられながら、
多々学んだりした。
そして『中央公論』の6月号は、5月10日に発売であったが、
本日、駅前の本屋に寄った時、『中央公論』の表紙を見て、
読んでみたいと思い、買い求めたりした。
【 特集 】なぜ地方では生きられないのか
東京再膨張
この日本の難題は、私は都心の郊外に生を受けて、
高校生の頃から思案させられてきた難題であるので、
生きている限りは、避けられないテーマでもある。
もうひとつの【 特集 】ノンフィクションの未来
私は小説よりも、ここ20数年、ノンフィクションの書物を読む方が多い。
こうした中で、愛読してきた佐野眞一さんの著作の『ノンフィクションは死なない』(イースト新書)を読み、
ノンフィクション全体の難題と危機を学んできたので、
今回の《【 特集 】ノンフィクションの未来 》を読んでみたい、
このようなことで買い求めてきた。
そして私は、ただいま『中央公論』の6月号・・読書中・・
果たして、何かとノロマな上、物忘れも時折ある私・・、
果たして・・と微苦笑したりしている。