東武日光駅のコインロッカーに旅の荷物を預けたあと、ツアーについている
世界遺産めぐり循環バスのフリーパス(1日何回でも乗り降り自由・大人500円)を
駅のみどりの窓口にて引き換えました。
しかし、時刻表をみたところタイミングが合わなかったので徒歩で「日光の社寺」
入り口を目指すことにしました。
生憎の天候ですがおよそ20分くらいで到着。
国の登録有形文化財に指定されている日光物産商会には、
金谷ホテルベーカリーの神橋店がはいっています。
「神橋」(しんきょう)ここから本格的に観光をはじめたいと思います。
日光は宿泊していた鬼怒川温泉より前から雪が降っていたのでしょう。
雪景色になっています。
「日光山内の社寺は、東照宮、二荒山神社、輪王寺に分かれ、
これらを総称して「二社一寺」と呼ばれている。」とのこと。
wikipediaより。
この天候ですし、「世界遺産」簡単に攻略できそうもありません。
拝観券もいろいろあるようなのですが、時間の関係もあり私達は
二社一寺共通拝観券(一般1000円)を購入。
(この買い方では拝観できない場所もあります)
表参道をつきすすみ、日光東照宮へ。ともかくここだけにしぼろう。
五重塔(重文)。
「慶安三年(1650)若狭小浜藩主・酒井忠勝の奉納。高さ三五m。
吊られた心柱により高層建築の振動を調整する工夫がされている。」
とのこと。
表門(重文)を入りました。
三神庫(重文)。
「外部は校倉作造を模したものであり内部には百物揃千人行列と呼ばれる
壮大な渡御祭奉仕者の装束1200人分が収められている。」
神厩舎(重文)。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻がほどこされています。
「東照宮境内唯一の素木造 室町時代武家邸宅の厩舎式によったものと
言われています。 -(中略)-
なお、建物の欄間に飾られた八個の神猿彫刻は猿が馬の健康安全を守る
という信仰にもとづいたもので、なかでも見ざる、言わざる、聞かざるの三猿は
昔から有名です。」
しかし、雪がどんどんひどくなってきています。
日光東照宮飛越えの獅子。
変わった獅子だったので写してみたのですが、調べたところ
「陽明門へ向う石段の途中にある唐獅子の石彫り。石柵を飛び越えたような
姿が名前の由来。唐獅子と石柵は一つの石を彫り抜いて造られ、
単なる装飾ではなく控柱の役目を兼ねている。」とのこと。
なんだか雪が積もってきて獅子さんもたいへんそうです。
陽明門前までやってきました。
??
朝鮮国王献納の釣鐘だそうです。異国の雰囲気でていますわ。
いよいよ、陽明門(国宝)。
「御所十二門の内の名称を朝廷から賜ったもの -中略-
あまり結構善美を尽した門で見飽きないところから日暮門とも言われる。」
他の方の観光ガイドさんの話を漏れ聞いたところ、
柱のうち1本だけグリという渦巻き文様が逆になっているとのこと。
完璧な陽明門に魔がささないようにと「魔除けの逆柱」なんですって。
神輿舎(重文)。
雪で前が見えないです・・!!
「三基の神輿を収む 中央が家康公 右側が秀吉公 左側は頼朝卿であり
いずれも重さ1120キログラム 天上の絵は狩野了琢の筆による天女舞楽の
図である」
こちらも有名な、眠り猫(国宝)。
しかし私たちの購入した二社一寺共通拝観券では入れません。
別途拝観料を支払う必要あり。断念。
雪もひどくなっていますので、残念ですが拝観はこれにて終了。
またの機会を楽しみに引き返すことにしました。陽明門をでて
回転燈籠。こちらはオランダから贈られたものだそうです。
先ほどの釣鐘同様、陽明門の前にあります。
この間、滑りそうになること数回。片手に傘、片手にカメラはやはり怖い。
下り階段はちょっと用心しないとなりません。
表門(重文)の左右には仁王像が安置。
このため表門は仁王門とも呼ばれています。
表参道を出て世界遺産めぐり循環バスの乗り場を探したのですが、
ちょっとわかりにくい上にこの雪です。
やっとのことでバス乗り場に到着するもまたもタイミングが合わず、
このまま雪の中、待っているのもつらい。
自力であてをつけている食事処まで移動することにしました。
あら・・・、循環バス引き換えたけど使わずでしたね。 がっくし。