餃子で一杯飲ろうと、蒲田「金春新館」(コンパルシンカン)にお邪魔しました。
場所は蒲田西口。蒲田西口商店街には、全蓋式アーケードの
サンライズとサンロードという商店街が2本並行しています。
(アーケードの幅が広いほうがサンライズ、狭いほうがサンロード)
「金春新館」はこの2本の商店街のうち、サンロードのアーケードを抜けた先
あたりに位置しています。
店内に入ると殺風景というほどではないのですが、すっきりとしていてシンプル。
1階テーブル席を利用。
紹興酒は1600円から取り揃えられお財布の状況にあわせて選べます。
紹興酒@1600
私達の選んだものは一番リーズナブルな1600円の紹興酒。
しかし、このお値段でいただけるものですから少々クセあり。
まぁ、飲んべえですから、そのうちには慣れちゃうんですけどぉ。
セットでついてきたのは白キムチ。
砂糖も使われているようで、さっぱりとしながらまろやかな味わい。
家庭的な感じですが、うまい。
餃子も各種あり。 同店のウリは餃子の種類の多さとか。
本日はお店のお薦めのものを入れて注文したいと思います。
焼き餃子(5コ)@320とナマコ入り焼き餃子(5コ)@680
蒲田には羽根付き餃子の有名なお店がいくつかあります。
それが「ニーハオ」「歓迎」「金春」。
地元の連れの話によると、それぞれ兄弟で経営。
(始まりは羽根つき餃子発祥の「ニーハオ」。「歓迎」は妹さん、「金春」は弟さん)
※余談ですが、ニーハオの各店舗の餡に関しては、今でも本店2階で創業者の
親父さんが毎日二回微調整して作ったものを各店舗に配っているとか。
パリパリの見事なまでに大きい羽根がついています。
正直、私はあまりこういう餃子の羽根に萌えるタイプではありませんでしたが
「金春新館」の羽根にはときめきました。
厚めの皮はむっちりモチモチとしていて、溢れんばかりのスープを包み
テカテカしています。
ナマコ入り焼き餃子の餡にはカットされたナマコの他に海老も入っていました。
ナマコですが、ナマコ酢でいただくときのようにコリコリとした力強い歯ごたえが
あるのかと思っていたのですが、ソフトな食感。
クセもないので馴染みやすく思えます。
焼き餃子の餡は豚ミンチ、白菜、ハルサメなど。
聞くところによると、「羽根付き餃子」に豚骨スープを入れ、ジューシーさとコクを
出しているとかで旨みたっぷりの餡はほんわりとした食感。
ボリュームと存在感のある餃子を堪能できました。
餃子となるとやっぱりビールも飲みたい!
ということで瓶ビール@500。
おつまみになる前菜も各種あり。
五目あんかけ焼きそば@700
白菜、ニンジン、タケノコ、うずらの卵、きくらげ、フクロタケ、シイタケ、ヒメタケ、
海老、イカ、豚肉、青菜など。
シャキシャキとした野菜の食感もちゃんと残っていますし、このお値段にして
具材も豊富でボリュームあり。
やや甘めですが、お醤油ベースの味付けが、蒸した平べったい麺にもよく絡み
お酒のつまみになります。
味が単調になってきたところでパンチを効かせようと、からしをお願いすると
お店の方が出してくださったのはチューブのからし。
いいね、いいね♪
気取ったところがなくて、ここでは好感もてるわ。
お店のTVでは、フィギュアスケートが放送されていたので
私も連れもお店のかたもしばらく見入ってしまいました。
1階化粧室などは2010年12月後半の時点では和式一つで、少し気になるところ
ですが、肩の力を抜きながらリーズナブルに食事やお酒が楽しめて、
ボリュームだって望める。 普段使いに大事にしたいお店なのです。
お会計は、2人で、上記、お料理とお酒で合計3800円なり~。
中華料理満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。
また行こうっと( ^ω^ )
金春新館(コンパルシンカン)
東京都大田区西蒲田7-63-2
TEL 03-3733-8798
営業時間/ 11:00~14:00 17:00~23:00
定休日 無休